両者の様子を見ていこう。
徳島はJリーグYBCルヴァンカップにも参戦しており、ミッドウィークに開催された天皇杯も含めると新潟戦は7連戦の最終戦。また、前々節・甲府戦、前節・琉球戦と長距離移動を含めたアウェイ2連戦直後ということもあって、コンディションは決して良くない。しかしながら、徳島にとってはこの先の2試合が昇格を目指す上で大きなカギを握る正念場。まずはJ1参入プレーオフ圏内の6位以内が必須だが、この先は2位・新潟戦、首位・仙台戦というビッグゲームが続く。ここで何ポイントを積み上げられるかで当面の立ち位置が決まってくる重要な局面だ。
新潟は絶好調。直近10試合を7勝2分1敗で向かうところ敵なしという状態。多くの試合で複数得点を挙げており、得点はリーグ2位タイ。失点も徳島に次ぐリーグ2番目の少なさを誇り、現段階で最も攻守のバランスが良いチームだろう。
注目ポイントの多い一戦ながら、ここでは両者の10番に焦点を当てたい。
徳島は琉球戦で渡井 理己が復帰。約1カ月の離脱期間を経て合流を果たし、復帰戦の琉球戦や天皇杯2回戦・福山シティFC戦で早速違いを見せつけた。新潟は本間 至恩が試合毎に加速を続ける。4得点4アシストでチームの勝利に貢献しており、スタジアムを沸かせられるエンターテイナーでもある。
徳島は過密日程の劣位性をはねのけ、ホームで意地を見せられるか。新潟はさらに加速するために足踏みしている暇はない。
激闘必至の90分は、6月4日16時キックオフ。
[ 文:柏原 敏 ]


