開幕からの過密日程で思うように勝点を積めずにきた大分だが、その大型連戦もようやく終わり、今節からリーグ戦はほぼ週1試合ペース。そのタイミングでチームは上り調子で、前々節の群馬戦を1-0で制して6試合ぶりに白星を挙げると、天皇杯2回戦・FC神楽しまね戦にも3-0で勝利。前節の町田戦は3-1で第9節・徳島戦以来のホーム戦勝利と、異例のハードスケジュールを公式戦3連勝で締めくくった。
負傷者が多く、試合ごとに戦力をかき集めるようにして連戦を乗り切ったが、フレキシブルに対応しながら攻撃的スタンスを貫いてきた。現時点で首位・新潟との勝点差は『11』。勝てばその差は『8』に縮まり、1年でのJ1復帰に向けてはずみをつけることができる、大事な一戦となる。
新潟は勝点で並ぶ2位・仙台、3位・横浜FCを得失点差で上回って、前節首位の座を手にした。第17節の横浜FC戦から、水戸戦、山形戦をいずれも3-0で制して3連勝。前節は徳島と1-1で引き分け、4戦無敗と好調だ。ここまで34得点17失点と攻守両面でリーグ2位タイにつけるバランスの良い力量を誇り、得点者が多岐にわたることも好材料と言える。
サイドの攻防がカギを握りそうなマッチアップで、互いに古巣戦となる選手も多い。大分では渡邉 新太と小林 裕紀が、新潟では星 雄次、小島 亨介、伊藤 涼太郎が相手サポーターからの熱い視線を浴びて対戦を迎える。大分が追い上げるか、新潟がねじ伏せるか。今節屈指の注目の一戦だ。
[ 文:ひぐらし ひなつ ]
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