アウェイチームの山形は、ここまで21試合を終えて8勝7分6敗の勝点31で7位。ピーター クラモフスキー監督の下、流動的なポジション取りで厚みのある攻撃を仕掛けるスタイルを推進。1.5列目ともトップ下ともとれる位置を巧みに行き来する山田 康太を中心に、ランニングとパスワークで相手の守備網に穴を開ける。
ここまで7得点の藤本 佳希ら、負傷者が多く厳しい状況ではあるが、新しくチャンスをつかんだ選手の活躍に期待したい。第16節・岩手戦でPKによりJ初ゴールを決めた横山 塁の素早い飛び出しなど、それぞれの武器を存分に生かしたいところだ。
ホームチームの仙台は、ここまで22試合を終えて12勝4分6敗の勝点40で3位。原崎 政人監督の「自分より良い状態の選手を見つける。自分たちからボールを動かすアクションをする」スタイルで、多くの人数が攻撃に関わっている。総得点数はリーグトップで、前節を終えてその数は『40』に達した。
攻撃力に強みを持つ反面、仙台は今月のリーグ戦で複数失点が続いているのが課題だ。元山形でここまで5得点の中山 仁斗らが、どこからでも点を取れるコンディションを整えているだけに、攻めに出たときのリスクマネジメントをCBキム テヒョンやGKストイシッチらが徹底することが必要になる。
両チームの前回対戦は第5節。このときは激しい点の取り合いの末に、仙台が3-2で勝利した。今回はどれほどゴールが生まれ、それぞれのサポーターを沸かせるのだろうか。
[ 文:板垣 晴朗 ]


