熊本は前節、アウェイで岡山と対戦。持ち味である前線からの積極的な守備で自分たちのペースに持ち込むと、13分に相手ボールを奪ってからの早い切り替えで伊東 俊が先制点を挙げる。さらに後半、先発復帰したイヨハ 理 ヘンリーがCKからヘディングシュートを決めて追加点。内容でも優位に進めて6試合ぶりの勝利を挙げた。敗れた前々節・大分戦から攻守両面に修正を施し、大木 武監督も「失点もなく、2点取れて非常に良かった」と高評価。このゲームで見せたアグレッシブさを継続できるかがカギだ。
対する徳島は前節、金沢と対戦。開始早々に左サイドを田向 泰輝が突破し、クロスに杉森 考起が合わせて先制。その後も丁寧にボールを動かして優位に進める。しかし追加点を奪うことができず、逆に終盤にかけては金沢に押し込まれる展開となった。それでもGK長谷川 徹の好守などでゴールは割らせず、2試合連続の無失点で今季二度目の連勝。ダニエル ポヤトス監督が「2点目を決め切れなかったが、最後まで我慢して戦えたのは良かった」と振り返っているとおり、リーグ最少18失点の堅い守備で勝利を引き寄せた。
負け数は少ないが引き分けが多いチーム同士で、前期の対戦は2-2で終わっている。現状の勝点差は『3』で、結果次第では順位が入れ替わるとあって、双方にとって負けられない一戦。西日本に接近している台風4号の影響も気にかかるが、目の離せない好ゲームになるはずだ。
[ 文:井芹 貴志 ]


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