シーズン折り返し後は無敗の大分だが、3勝6分と勝ち切れない試合も多く、昇格を目指すには物足りない戦績。前節の徳島戦も2点のリードを守ろうとして相手の猛攻を受け、終盤に追いつかれて勝点1にとどまった。
複数の選手とスタッフが立て続けに新型コロナウイルス感染症に感染し、ほかにも負傷者も出て一時はスクランブル状態に陥っていたが、現在は離脱者も徐々に復帰し、チーム状態は回復傾向にある。さらに18日には名古屋を退団した金崎 夢生の12年半ぶりの大分復帰が発表された。
今節からは変則的な3連戦がスタートし、岩手戦後に中2日で延期となっていた第28節のアウェイ・水戸戦、そこから中4日でアウェイ・秋田戦。さらにその1週間後にはアウェイ・新潟戦と、敵地への移動の負荷も高い日程が続く。これを乗り切るためにも、まずは初戦となる岩手戦で4試合ぶりの勝利をつかみたいところだ。
一方の岩手は前節、秋田との“北東北ダービー”に0-1で敗戦。互いのスタイルをぶつけて、長いボールを多用し力強く攻め合ったが、81分にロングスローの流れから先制点を奪われ、相手の堅守をこじ開けるには至らず。2連敗となったが、第29節には現在、首位に立つ横浜FCを3-0で下しており、今節はポゼッションスタイルの大分に対し、3試合ぶりの白星を狙いにいく。
大分が岩手のブロックをこじ開けるか、岩手が鋭いカウンターで仕留めるか。勝点3をめぐる熱い戦いが繰り広げられる。
[ 文:ひぐらし ひなつ ]
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