東京Vはリーグ戦で3連敗中。その3試合で1得点となかなか結果を出せていない。ただ、7日の天皇杯準々決勝でJ1の京都相手に押し込む試合を展開したように、内容面で向上していることは明らか。城福 浩監督がチームに求めてきたのは、前へのプレー選択、そして前線での動き出し、パスを出す選手の勇気と精度だ。「相手陣でプレーするため」。そう城福監督が目的を話すように、相手を圧倒する内容で勝利をつかみたい。
京都戦で出場を回避したンドカ ボニフェイス、途中出場となった森田 晃樹などはコンディションを整えてくるはず。さらに期限付き移籍元の鹿島で天皇杯に出場していたため、京都戦に出場できなかった染野 唯月も得点への意欲が増していることだろう。
一方、ポゼッション率を高めながらも2失点した京都戦では、一発のプレーから失点を喫した。このことを重く捉え、改善すると指揮官も語っている。苦しい思いをさせているサポーターに対して天皇杯敗退後に涙を見せた山口 竜弥のように、チーム全員が熱い思いを持って、群馬を上回りたい。
群馬は第32節・仙台戦で1-0と勝利したのち、前々節・岡山戦は0-1。そして前節・栃木戦では先制されて劣勢となるも、終了間際にPKを得ると、主将の細貝 萌が力強く蹴り込み、残留に向けて価値ある勝点1を獲得している。今節は夏に加入した川本 梨誉、長倉 幹樹が結果を残せるかもポイントになりそうだ。
[ 文:田中 直希 ]
