山形は明治安田J2第33節が新型コロナウイルス感染症の影響で中止となり、その後の3試合は1勝2敗。再開試合の第8節・岡山戦に0-2で敗れ、前々節は岩手に4-1で勝利したものの、10日ぶりに顔を合わせた前節・岡山戦は1-2と雪辱を果たすことはできなかった。その前節は後半に先制しながら、今季初の逆転負けを喫している。J1参入プレーオフ圏内までの勝点差は『6』まで拡大。1試合消化が少ないとはいえ、厳しい状況である。残り8試合でプレーオフ進出を果たすには、この先、かなりの勝率が求められる。今節から2試合はホーム戦。まずはその初戦を獲ることは必須だ。
横浜FCは第31節から1-0での3連勝を収めたあと、前々節・山口戦は終盤に2点差を追いつかれて3-3、前節は栃木を攻め切れずに0-0と、2戦連続ドローに終わっている。これにより、7試合保ってきた首位の座を新潟に明け渡し、さらに背後からは勝点5差で3位・岡山に猛追されている。今後も、現在プレーオフ圏内のチームやプレーオフ進出を狙うチームとの対戦をいくつか残し、厳しい残り7試合となることが予想されるだけに、まずは今節の勝点3にこだわりたいところだ。
前回対戦の第7節は、小川 航基の2得点で横浜FCが2-1で勝利。ゴール前での決定力の差が明暗を分けた。ポゼッションスタイルを志向し、守備の切り替えにも磨きをかけているチーム同士の対戦。ボールの支配時間の長さとともに、守備に回ったときの粘り強さも求められる。
[ 文:佐藤 円 ]
