徳島は前節・秋田戦(0△0)で連勝は『3』でストップ。明治安田J2第23節からの無敗は継続ながら、6位以内に入るためには勝点3を積み続けなければならないシチュエーション。そこで問われるのが勝点ゼロを恐れない決断力。試合運びとしては主導権を握りながら攻守で相手を上回る思考で問題ないだろう。しかしながら、仮にスコアで上回れていない状況で試合が進んだとすれば、この先の7試合は敗戦を覚悟してでもリスクを高める判断が必要な時間帯がやってくる。得意とはしない戦略ながら、勝点1の積み上げでは6位以内に届かない現実が迫ってきた。理想的な展開に持ち込めなかったとしても勝ち切る。これが徳島に求められる残り7試合だ。
岡山も徳島同様、勝利にベットを続けるべきシチュエーション。何位フィニッシュかどうかは別として、6位圏内はほぼ確定と言っていい。もちろん『90分間で勝敗が決しない場合は年間順位が上位のクラブを勝者とする』というプレーオフ1・2回戦のレギュレーションを考えれば、3位や4位でフィニッシュすることは重要。そういう意味では手堅い試合運びで1つでも上の順位を目指すべきだろう。だが、2019年にプレーオフを経験した徳島を参考にしてみよう。プレーオフで2つコマを進めた先でJ1クラブと迎える決定戦。そこで、勝利必須というレギュレーションを乗り越えるのは相当困難。そう考えると、プレーオフがほぼ手中にある現状ならば、その貯金を生かして自動昇格を目指すべきだと歴史は語っている。
激闘必至。どちらかが勝利し、どちらかが敗戦する。
[ 文:柏原 敏 ]


