水戸は前節・新潟戦に敗れ、秋葉 忠宏監督体制となって以来、初の3連敗を喫した。前節は新潟に攻守において上回られての敗戦となったが、その前の2試合はいずれも水戸が終始ボールを支配して押し込みながらもゴールを決め切ることができず、相手に与えた唯一の決定機を決められて敗戦を喫した。
チームとしてのスタイルは確立されつつあるだけに、こじ開ける力を見せたいところ。攻撃的なサッカーを標ぼうしていながらも、3試合連続無得点という結果は屈辱的と言わざるを得ない。今節こそ、悪しき流れを断ち切って、リーグ最終盤に向けて浮上へのきっかけをつかみたい。そのためにも、今まで以上にゴールをこじ開ける執念をピッチ上で体現しなければならない。キレイに崩す必要はない。泥臭くても、ゴールに迫るプレーを出し続けることが現状打破につながるだろう。水戸らしい超攻撃的な姿勢をぶつけて勝利を手にしたい。
対する東京Vは公式戦で8試合勝利から見放されており、水戸と同様に苦しい状況が続いているが、それでも伝統のパスワークを生かした攻撃的なサッカーを貫いており、今節は勝利を手にしてトンネルから脱しようと強い気持ちで挑んでくることが予想される。公式戦7連戦の6戦目とコンディション的に厳しい状況での一戦となるが、チーム一丸となって戦い、9試合ぶりの勝利を目指す。
苦しみを乗り越え、歓喜を迎えるのは、果たしてどちらのチームか。
[ 文:佐藤 拓也 ]