千葉は前節、敵地で山形と対戦。徐々に相手のパスワークに翻ろうされて主導権を握られると先制点を献上し、後半は千葉が攻勢を強めたものの、決め切ることができない。最終的に0-2で黒星を喫した。「選手たちは本当によく戦ってくれた」と尹 晶煥監督は労ったが、J1参入プレーオフを争う相手との直接対決を落としてしまった。
今節はチャン ミンギュが累積警告により出場停止で、前節負傷交代した田邉 秀斗も出場可否が不透明な状況。最終ラインの再編成は必至だが、誰が出ても守れる千葉の堅さを示さなければならない。チーム内のDFでは今季最多の34試合に出場している新井 一耀を中心に粘り強く耐え抜き、訪れるチャンスをモノにしたい。
対する熊本は前節、ホームで岩手と対戦。「1点取ってから、自分たちのゲームにならなかった」と大木 武監督は反省の言葉を残したが、序盤に奪った得点を最後まで守り抜いて完封勝利を挙げた。今季の熊本はJ2復帰初年度ながら安定した戦績を残し、前節の勝利で勝点を大台の『60』に乗せ、順位も4位に浮上。杉山 直宏は残り5試合に向けて、「J1に昇格するためにはどの試合も落とせない。厳しい戦いになると思うが、一戦一戦、みんなで全力で戦って昇格したい」と意気込んだ。
今節はコロナ禍以降では初となるフクダ電子アリーナでの『声出し応援適用試合』。両サポーターの声援を受けた選手たちの熱闘に期待がかかる。
[ 文:藤井 匠 ]
