九州の東、ホームチームの大分は現在、15勝15分8敗の勝点60で5位。過密日程に苦しんだシーズン前半戦の出遅れを取り戻すように、シーズン折り返し後は8勝8分1敗と勝点を積むペースを上げてきた。前節の甲府戦では相手に主導権を握られながら耐え抜くと、90+5分に長沢 駿の決勝弾で劇的勝利。勢いを増して、J1参入プレーオフ圏のさらなる上位を狙う。
そんな大分のホームスタジアムへと九州の西から乗り込んでくる長崎は現在、15勝10分13敗の勝点55で8位。1試合未消化にして7位の山形と勝点で並んでおり、昇格争いに食い下がるためにはここで踏ん張らなくてはならない状況だ。前節は2位・横浜FCにゲームをコントロールされて0-2で完敗。今節は4試合ぶりの白星を目指す。
明治安田J2第4節の前回対戦では長崎が4-1で圧勝したカード。長崎は6月にファビオ カリーレ監督へと指揮官を交代し、夏にはクレイソンらを獲得。エジガル ジュニオやクリスティアーノ、カイオ セザールら外国籍選手が躍動する力強いサッカーを展開している。大分の組織的守備がそれをどう抑え、狙いとする攻撃へとつなげていくか。右サイドで攻撃の起点となる井上 健太や、セットプレーから3戦連続得点中のペレイラなど、たとえ苦しい展開になっても流れを引き寄せることのできる選手が好調なことは心強い。
シーズンの結末を左右する重要な一戦に、アウェイ側のサポーターも多数駆けつけることが予想される。ハイボルテージ必至の昭和電工ドーム大分で、勝利を手にするのはどちらか。
[ 文:ひぐらし ひなつ ]
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