山口は前節、正田醤油スタジアム群馬に乗り込んで前半のうちに2点をリードし、後半は高井 和馬のハットトリックなど計6点のゴールラッシュを見せて、6-1で群馬に快勝した。5戦負けなしで2連勝中と絶好調の勢いを継続できるかに注目だ。
J2残留が決定した山口は順位を14位まで上げ、残り試合ではさらなる成長を目指して戦うことになる。名塚 善寛監督は「無駄な試合はまったくない。目の前の試合で勝点3を取りにいくメンタリティーを持とうとずっと言ってきた。勝てない時期でも選手たちはしっかりと気持ちを持ってやってくれている。成長するためにやらないといけない」と話す。
一方の岩手は前節、ホームで金沢と対戦して1-3で敗戦。これで3連敗となり、降格圏から抜け出せない苦しい状況が続いている。秋田 豊監督は「ちょっとした判断やポジショニングのミスで3失点しているので非常にもったいない」と試合後に話したが、勝点を積み上げるために「もったいない失点」を止めることができるか、注目だ。
岩手としては、ロングボールを使って前線にいる強力な外国籍選手らを生かし、山口陣内に攻め込みたいはずだ。山口としてはそれをはね返し、ボールを握って攻め込みたい。前 貴之は「ちょっとしたやり合いで負けないことがポイントだと思う」と話している。セカンドボールをめぐって激しいバトルになることは必至。決戦の舞台は“下関”だ。
[ 文:田辺 久豊 ]