熊本は18勝13分9敗の勝点67で4位。すでにプレーオフ進出を決めている。J3優勝からの昇格1年目で、快進撃を続けている。
熊本は大木 武監督の下、攻守ともに前に出るアグレッシブなスタイルで戦っており、前節・群馬戦はその真骨頂とも言える内容で快勝。エース・髙橋 利樹の先制点に始まり、三島 頌平のJリーグ初ゴールなど大量5得点を記録した。坂本 亘基のドリブルやクロスなど、個々の持ち味を発揮しての白星で勢いをつけ、仙台に乗り込む。
仙台は17勝8分15敗の勝点59で7位。こちらは一時首位に立ったものの、終盤戦で調子を落とし、前節・新潟戦の結果により3連敗、プレーオフ圏外に落ちた。ホーム最終戦となる今節で強敵を叩いて、再び浮上したい。
仙台は第35節・大分戦から指揮を執る伊藤 彰監督の下、急ピッチでそれまで失点の多かった守備の修正に着手している。だが、最近はその守備で健闘を見せるも、攻撃への切り替えで課題を残しており、3戦連続無得点と苦しんでいる。攻撃時には前線に人数をかけるスタイルの良さを取り戻し、チームトップの14ゴールを挙げている中山 仁斗、最後尾からゴール前まで走り込む真瀬 拓海らの攻撃性を生かしたい。中盤でパスワークを支える遠藤 康や中島 元彦のミドルシュートにも期待がかかる。彼らはセットプレーのキッカーとしても力を発揮できる。
仙台が6位で今季を終えれば、プレーオフで再戦の可能性もあるカード。だが、まずは両者がいまの力を最大限に発揮し、好勝負となることを期待したい。
[ 文:板垣 晴朗 ]


