直近の試合は大分が勝利し、町田が引き分けたため、順位が逆転。町田としては首位を奪い返すチャンスだ。前節の磐田戦でゴールを決めた平河 悠は「上位直接対決なので、大一番に臨むぐらいの気持ちで戦っていきたい」と語気を強めた。
大分がボール保持に軸足を置くチームであるため、ボール奪取からのカウンターで最も力を発揮する町田としては、相手にボールを握られることは想定内。プレスでハメ込み、奪ったボールをスピーディーなカウンターにつなげる戦い方が基本線になるだろう。その意味では、磐田の鈴木 雄斗に「メチャメチャ速かった」と言わしめたエリキが攻撃のキーマンになるだろうか。
一方の大分はボール保持に傾倒し過ぎて前がかりになることは、虎視眈々とカウンターの機会を狙っている相手の思うツボ。町田のスピーディーなカウンターに備えるリスク管理を徹底し、アタッキングエリアまでボールを運べた際は、フィニッシュで終わることが肝要だろう。
大分にとって、相手のディフェンシブサードを攻略する上でキーマンとなりそうな選手が2試合連続ゴール中の野村 直輝。町田は昨季のアウェイゲーム(第20節/1●3)では野村のポジション取りに苦戦したため、ゴールマウスを守るポープ ウィリアムは「ノムくん(野村)をどれだけ捕まえられるかで状況は変わってくる」と警戒していた。
仮にきっ抗した展開になれば、交代カードの活躍が勝敗を左右する。3連戦のラストマッチでもあるため、“総力戦”になりそうだ。
[ 文:郡司 聡 ]
