秋田は前節、いわきとのアウェイ戦を1-0で競り勝った。両チームが球際で激しくボールを奪い合う展開の中で、80分に途中出場の吉田 伊吹が挙げた得点を守り抜いた。秋田はこれが7試合ぶりの無失点で、今季二度目の2連勝を達成。良い形で3連戦のスタートを切っている。
対する甲府は前節、ホームで千葉に0-1で敗戦。29分に先制を許すと最後まで追いつけず、2試合連続無得点で2連敗となった。今節から秋田、金沢とアウェイ戦が続くだけに、北東北で勝利を手にして流れを取り戻したい。
昨季までの両者の対戦戦績は甲府が圧倒。2021年に秋田がJ2へ昇格して以降、四度対戦して3勝1分と負けなしで、得失点でも6得点1失点と差をつけている。この相性の良さを結果につなげたいはずだ。
3連戦の2試合目で、コンディショニングも1つのポイントとなりそうだ。秋田は前節から中2日、甲府は中3日で今節を迎える。アウェイの移動を加味しても、秋田が不利になるのは否めない。さらに秋田は、前節の14分に主力ボランチの諸岡 裕人が相手選手との接触で交代を強いられるなど、負傷者続出も重なっている。だが、こうした厳しい状況でこそ、秋田の一体感が強みとなる。誰が出ても秋田のサッカーを表現できるチーム力を発揮して、目の前の一試合に全力で臨む。
もう1つの秋田の強みがホームのサポーターだ。今節は水曜日の19時キックオフで、今季ホーム戦唯一の平日ナイトゲームとなる。当日の天気予報は晴れで、最高気温も23℃まで上がるとなれば、観戦しやすい気候となる。1人でも多くのサポーターがソユースタジアムに足を運び、逆境に立ち向かうチームの背中を押してほしい。
[ 文:竹内 松裕 ]

