甲府は”良い内容だけど勝てない”ゲームが続いていたが、前節・仙台戦は内容でも結果でも相手に上回られて敗れ、吉田 達磨監督は会見で「完敗」という言葉を使わざるを得なかった。しかし、自分たちが力を出し切れなかった、走れなかったという思いがあり、秋田戦は原点に返って戦うだけだ。
秋田は前節、首位の横浜FC相手にロングスローの流れから先制し、90+7分にクロスから失点して、大きな勝点3が『1』になったものの、自信を1つ積み上げた。この勝点1に満足するチームではないと思うが、彼らが積み上げた自信は3連敗中の甲府にとっては大きな脅威。
甲府のキャプテン・荒木 翔は「キレイではなくてもいい、ダサくてもいい、一人ひとりが戦う姿勢をもっと出さないといけない。トレーニングからそういうところをやらないと試合で出せない。この部分はトレーニングからもっと声をかけていきたい」と話す。悔しさや情けなさにまみれた仙台戦からの再生、修正をどう見せるのか。連戦でフィジカルコンディションがなかなか戻らない選手もいる中で、吉田 達磨監督が誰を選び、選手がどう応えるのか。プレッシャーのキツいホームゲームとなるが、昇格を目指す甲府は難敵・秋田相手に技術、戦術うんぬんの前にある大事なものを見せないといけない。
[ 文:マツオ ジュン ]
