対する栃木は5勝4分9敗の17位だが、前節・岡山戦で5試合ぶりの勝利を挙げ、上昇気流に乗るためにも今季初の連勝が欲しいところ。アウェイでは2分7敗と一度も勝てておらず、その壁を破りたい一戦でもある。
対決の構図としては、後ろからきっちりパスをつないでいくポゼッションスタイルの藤枝と、ハイプレスやハードワークを持ち味とする栃木。どちらが自分たちの特徴で優位に立てるかという意味で注目される。
栃木としては、立ち上がりからディフェンスラインに強くプレッシャーを掛けて藤枝のミスを誘い、ショートカウンターから先制点を狙ってくるだろう。それができれば、先制された試合は一度も勝てていない藤枝に対してかなり優位に立つことができる。
逆に藤枝としては、ハイプレスをかいくぐって栃木陣内に押し込めば、自分たちの形に持ち込むことができる。前節・群馬戦では崩し切れずにスコアレスドローに終わったが、今週の練習では最後の崩しの部分に注力してきた。また、押し込んだ中でボールを失ったところからのカウンタープレスも藤枝の特徴の1つ。そこで即時奪回して攻め返せば、より得点の確率は高まるだろう。
お互いに自分たちの良さを出し合って真っ向勝負できるという意味でも、非常に楽しみが多い対決。緊迫感のある戦いの中で、どちらが相手のミスやスキを見逃さずに仕留め切れるかも見どころとなる。
[ 文:前島 芳雄 ]


