ホームの大宮は前節・長崎戦を0-2で落とし、13戦勝ちなしのまま前半戦を終えることとなった。やはり課題の多くは守備に集約されており、あまりにも簡単な失点が多い。あと一歩の寄せ、あと1つの声かけで防げそうな失点も目につくだけに、守備の立て直しは必須だ。5月末に原崎 政人監督が指揮を執るようになってからリーグ戦5試合を戦い、全試合で前半のうちに先制点を献上してしまっている。その悪癖を直すことが勝利に近づくポイントの1つになるだろう。
その上でゴールをどのように奪っていくかも注目点。アンジェロッティと中野 誠也の2トップがゴール前での仕事に専念できるようにしてあげられるかが大事になる。先にゴールを取れれば雰囲気はガラリと変わるはず。11人全員で我慢強く戦いながら、勝機を見いだしていきたい。
一方のいわきは前々節・山形戦を終えたタイミングで監督交代を決断。前節・千葉戦は田村 雄三監督が指揮を執った。結果はスコアレスドローに終わり、勝点1を獲得。最低限の再出発となった。
新体制2試合目となる今節、残留の命運を左右する大事な一戦に臨むわけだが、アウェイで受け身になる戦いは避けたい。5試合勝利がない中で、最後の勝利となっているのが第16節・大宮戦であり、その試合も5連敗の状況で久しぶりの勝点3を手にした。そう考えれば、大宮に悪いイメージはないはず。田村監督体制でのJリーグ初勝利をここで挙げ、残留圏に食らいついていきたい。
[ 文:須賀 大輔 ]

