ライバルを蹴落とすゴールラッシュ。いわきが残留圏に一歩近づく
いわきFC
--得点シーンについて。有田 稜選手に入ったときに、相手のCBとGKの間に流してくれると思って、互いの息が合った得点でした。雄三さん(田村 雄三監督)になってから1トップになりましたが、自分は1トップがやりたかったです。間から抜け出すことは取り組んでいたので、得点につながって良かったです。 --自身の良さが出るようなポジションだと思うが、これからどう貢献していくか?FWなので、得点できるようにしていきたい。チームに貢献して、ボールキープや守備するところでアピールしていきたいです。10得点は狙っているので、目標を達成できるようにしたいです。 --なかなか先発での出場機会がない中で、どう乗り越えてきたか?村主(博正)前監督も「一日一日を大切にしよう」と言っていて、腐らないように気持ちを整理して努力してきました。 --今日の勝利の意義は?今日の試合のように自分たちのチャレンジする姿勢を出すサッカーをして、自分が得点して活躍して勝っていきたいです。
素直に勝てたことはうれしいです。これからが大事だと思います。5点取れたのは、いわきらしさが出たと思います。誰が出ても得点できるようにしないと、J2は勝てないと思う。自分にチャンスがあって、決められなかった。調子の良い選手を使うのが田村(雄三)監督の方針なので、首の皮1枚つながったような気持ち。練習から良いアピールをしていかないと出場機会が減ってしまうので、しっかり回復して次に向かいたいです。 --センターFWとは違う良さが出たように思うが、右サイドをやってみて。高校まで左右のサイドでプレーしていて、自分はそっちのほうがやりやすくて懐かしさもありました。雄三さんはそれに気づいてくれて、「前で体を張るプレーより、少し余裕のある仕掛けられるポジションのほうが生きる」と言われて、ひさびさにサイドでやらせてもらい、手ごたえもありました。途中からセンターFWになって、両方できる幅がこれから生きてくると思うので、チャレンジしていきたい。 --90分通して、“らしさ”に原点回帰したように見えたが、そう感じたか?“裏天王山”と言われていましたが、一試合一試合戦うことがいわきFCらしさを出す部分になってくる。これからも良い試合ができるようにしたいです。
大宮アルディージャ
監督
ホームで21位のいわきを相手に酷い試合をしてしまい、サポーターに申し訳ないの一言です。内容に関しても、5失点ともにボールのキワに行けていなかった。求めていることがゲームでできていないと思い、足りない部分が多い試合でした。 --会見に来るまで時間を長く要したが、何を伝えたか?いま話したような内容です。これから前へどう進んでいくかをもう一度考えてチームとして進んでいくしかないので、どう進んでいくか、結果を受け止めながらという話です。 --戦えていないところについて。いわきのほうが球際も気持ちも見えていたが、大宮が戦えていない根本的な要因は?明らかに今日の試合に関しては劣っていました。アプローチする中でゲームに生かされていないのは、私たち自身の力が足りていないので、突き詰めて向かっていくしかないです。 --メンタルの影響を感じるが、苦しい状況で次の試合に向けて大事なことは?次の試合は来るので、切り替えは必要になってきます。どう切り替えていくかが大事ですし、覚悟を決めて次に向かえるかが大事になってくると思います。 --ハーフタイムに3バックに変えた狙いは?失点の仕方が悪かったり、自信なさげに見えたので、守備のところは1枚増やして、攻撃のところも最初は2トップにしていましたが効果的ではなかったので、サイドに人数を増やして臨みました。映像を見ていないですが、4失点目も明らかに競り勝てていないので、そういう当たり前のことができていないに尽きます。
いわきFC
監督
いわきから多くのサポーターに来ていただき、声援が選手の力になったと思います。選手が言ったことを体現してくれました。ゲームプラン的には大宮の特徴を踏まえて、自分たちとしては敵陣でボールを奪うこと、攻撃のときに味方を追い越していく形をやってきました。良いプレーが多かったです。 --早い段階での得点でいわきらしさを発揮できたと思いますが、ピッチで感じたことは?前節よりは前へのパワーが出ているように感じていて、吉澤 柊の1点目については「絶対アーリークロスに入っていけば得点できるから、CBの間に入っていけ」と伝えて、彼らしさが出たように思います。 --2点目の崩しについて。ゴール前の崩しは正直練習をあまりしていなくて、時間がない中で選手に植えつけたのは、追い越す動きでした。前日にゴール前のコンビネーションを少しやったくらいで、タイミングとか走る位置とかをやったくらいです。選手が意欲的に距離感を大事にしてゴール前に向かってくれたのは良かった。 --有田 稜選手を右サイドで起用した狙いは?とても良かったです。彼はフィフティーフィフティーのボールを収めることにパワーを使っていた。彼の良さを出すなら、今回は比較的ボールを受けやすいサイドで起点を作ることで「力を抜いてプレーしたらいいよ」と話しました。彼らしさが出たと思います。 --ケガ明け初出場の岩渕 弘人選手の得点はチームの喜びを増やした?朝食を一緒に摂ったときに「夢を見て、点を取るイメージはできています」と言われたので、「あまり力を入れずに気をつけろよ」と話しました。彼は大ケガを負って悔しい思いをして、今日まで頑張ってきた。復帰戦で得点できたのは、リハビリを真面目に取り組んだ成果だと思います。「おめでとう」と伝えたいです。
大宮アルディージャ
GK 35
南 雄太
正直、後半戦が始まったばかりですけど、直接対決で良くない試合をしてしまったという気持ちが一番にあります。いわきに対しての難しさというより、自分たちに問題がある。取ったボールのパスが通らなかったり、五分五分の球際のところはほとんど負けていた。セカンドボールの回収とか、相手1人に対して複数で行ってもはがされたり、サッカーの基本的な部分で圧倒された。それだとなかなか勝てないと痛感した。 --相手というより、サッカーのベースが足りていない?戦術以前の問題が大きいと思う。一人ひとりの意識とか。その先に戦術とかになってくるので、戦う部分ですね。 --残り20試合になったが、自身はどういうところにアプローチして向き合っていきたいか?「切り替えて」というのは簡単に言えますが、自分たちと向き合わなければいけないと思う。基本的なところを変えていかないと厳しいと思う。補強の時期でもないので、いまいる選手が自覚と責任感を持って練習から変わっていくしかない。 --試合後、サポーターと向き合う場面について。サポーターは、よくやってくれていると思う。この成績なら応援ボイコットとかもあるはずなのに、ホームもアウェイもたくさんのサポーターが来てくれている。彼らの言うことは間違っていないので、それに応えられない自分たちの責任です。光が見えない状況ですが、最後まで試合に向けてやっていくだけです。
FW 19
アンジェロッティ
前半に3失点して、いわきが主導権を持った試合だった。1点取りましたが追加点は取れず、サポーターに申し訳ない気持ち。戦えるように次の試合に向けて準備したい。 --いわきに対して、難しさはどこにあったか?完全に自分たちを圧倒する気持ちが相手にありました。 --勝てない要因はどこにあると考えている?自分たちの振る舞いだと思います。スタートから持ち運びについて、ある程度力を加えてやらないといけないのに、相手の主導権になってしまい、取り戻せずにいる。それが大きな原因の1つ。失点場面にしても、軽くやられることも大きな問題だと思います。 --次の試合に向けて。自分たちの振る舞いをしっかり発揮して、ゴール前のシチュエーションを増やして、優位に試合を運べるようにしたいです。