アウェイの清水は、勝点35で7位。前節・長崎戦の勢いを続けたい試合となる。前節は2点のリードを一時追いつかれたものの、終了間際に人数をかけた攻撃から北川 航也が押し込んで、3-2の劇的な勝利を収めた。上位の長崎から3試合ぶりの勝利を挙げ、さらに上を目指す。
技巧に優れた選手がそろう陣容を生かした攻撃が、清水の見どころだ。トップ下を起点にして攻撃をコントロールする乾 貴士を筆頭に、攻撃のタレントが豊富で、北爪 健吾と西澤 健太の両SBも攻めに厚みを加える。試合間隔が短い中、昨季J1得点王のチアゴ サンタナら豪華陣容の中から、誰をどう起用するか。システムの使い分けを含めて秋葉 忠宏監督の采配にも注目だ。
ホームの仙台は、勝点31で12位。ここ4試合は勝利がなく苦しんでおり、今節でなんとしても勝利して浮上のきっかけをつかみたい。前節・山形戦では立ち上がりにミスから崩れて、1-4で敗戦。ショックは大きいが、中3日で立て直す必要がある。
今季の仙台はまず守備の整備からチームを作ってきただけに、今季最多失点を喫した前節から守備を修正して臨みたい。菅田 真啓ら最終ラインには、球際での強さはもちろん、コンパクトな形からボールを奪うための的確なラインコントロールが求められる。一方、攻撃ではホ ヨンジュンが後半戦に入って2試合連続ゴールと調子を上げている。彼にボールを供給する鎌田 大夢や松下 佳貴といったパサーが、持ち味を生かせるポジションを取れるかにも注目だ。
[ 文:板垣 晴朗 ]


