3点を奪って完封の町田。昇格争い直接対決を制す
FC町田ゼルビア
--チャン ミンギュによる先制点はご自身のFKから決まった形です。チームとして狙っている場所に蹴ったのですが、当初のイメージよりは少し短くなりました。でも、エリキがうまくそらしてくれてミンギュが決めてくれたので、僕のキックがどうこうよりも、中の選手が機転を利かして頑張ってくれた結果です。 --ダメ押しの3点目も自身のFKから決まりました。あのキックも少し浮いたのですが、GKがこぼしたボールをチームメートがつないで、ミンギュからのボールをヒジ(翁長 聖)が決めてくれました。中の選手のおかげです。 --昨季まで在籍したチームと対戦し、大分の地で勝てたことについてはどう感じていますか。いろいろな感情がありますし、前回対戦で出られなかったぶんも、アウェイの地で勝ちたい気持ちは強かったので、勝ててホッとしています。大分のサポーターの方々にもお会いできてうれしかったですし、最後の挨拶でも温かい声をかけてくださる方もいました。2年の在籍でしたが、大分でプレーできたことに感謝の気持ちはとてもあります。ただサッカーとしては、もっと良いプレーをしないといけないという気持ちを強くしました。
--これで5試合連続ゴールとなりました。6月も絶好調でしたが、7月になってもそれは変わりません。個人として非常に良いパフォーマンスを出せています。ただ、私はこの町田に遊びにきたわけではなく、プロとしての姿勢を見せにきました。日々チームメートとともに切磋琢磨していますし、人生は学びだと思っている中で、日々いろいろなことを学べています。応援してくださっているファン・サポーターの皆さんに感謝しています。 --追加点となるチーム2点目は決して簡単なゴールではありません。ゴールシーンを振り返ってください。ボールを受けた瞬間に3つの選択肢がありました。1つ目はボックスの外からシュートを打つこと。2つ目はループシュートを狙うこと。3つ目はギリギリまで引きつけてGKをドリブルでかわしてシュートを打つことです。ギリギリまで相手GKが待っていたので、その様子を見て確信し、ドリブルで抜き去りシュートを打つことにしました。一番難しいフィニッシュを選択しましたが、こういうプレーはクリエイティビティーがありますし、私が得意としているプレーです。自信を持って打ったことでゴールの枠に入って良かったです。
大分トリニータ
監督
ホームで0-3ということで、非常に厳しい結果になった。最後までファン・サポーターが声を切らさず応援してくださった中で、その声援を力に、最後1点でも返せれば良かったのだが、得点することができず3失点して、ファンやサポーターの方々をガッカリさせてしまって、申し訳なく思う。 ただ、0-3というスコアの中でも、われわれがやりたいこと、トライしたいことに関しては、自分としては、最後まで選手たちがトライしてくれたと思っている。自分たちが町田対策で準備してきたものも、選手たちはしっかりと発揮してやってくれていた。失点はセットプレー2発と、自分たちのビルドアップのところでミスがあって引っかけられてのカウンター。あの失点シーンも防げたと思うのだが、やられてしまった。FK2発もそうだし、ビルドアップのミスからのあの1失点もそうだが、あれは、われわれが防げるものだと思っているので、自分としてはそれほど悲観する内容ではなかったと思っている。選手たちはやるべきことを遂行してやってくれた。ただ、クオリティーや、相手の単純なパワーのところ。町田さんは非常にタフだったし、勝負どころでしっかりと仕留めてきて、球際も激しかった。そういったところでは、まだまだこちらの弱さがあったと思う。この敗戦をしっかりと次につなげなくてはならない。
FC町田ゼルビア
監督
今日はチャンス、ピンチともに両チームで同じくらいの数字があるのではないかなと思います。また、相手がホームで強い大分さんですので、そう簡単にはいかないなとも思っていました。首位争いや昇格争いに関係するチーム同士が試合をするため、かなり高い意識で臨み、相手をすべてにおいて上回ることを焦点に今日のゲームに入りました。ただ、前線の規制が最初はうまくいかず、前半は相手に前進される状態が多かったかなという印象です。それでもうまくセットプレーから得点できましたし、1-0とリードできたことで自分たちのやるべきことを見直すことができました。前半を1-0で折り返せたことはとても良かったです。ハーフタイムに2トップを含めて、プレスの掛け方やハメ方を整理できたことが後半の2点目、3点目につながったと思います。 ビルドアップ主体のチームが相手であると、どうしてもボールを奪った瞬間に中央が空いてくるので、そこをエリキがうまく突く形を作れましたし、そういった一瞬のスキは絶対に出てくるので、絶対に見逃すなという話をしている中で、エリキがダメ押しゴールをうまく決めてくれました。最終的に2点目を取れたことが、今日の勝因だったなと感じています。 次の試合は3連戦の3つ目であり、東京Vさんとの大きなゲームが待っています。ただ今日の警告により、ミッチェル デュークが出場停止となったので、またいろいろと考えながらやっていきたいと思いますが、3連戦を3戦3勝で終われるようにしたいです。さらに首位攻防戦を勝って、良い形で次の1週間をまた迎えられるようにしていきたいと思います。あらためて、選手たちはやるべきことを徹底してやってくれたなという印象を持っていますし、選手たちの頑張りにも感謝しています。
大分トリニータ
MF 5
中川 寛斗
--前節・磐田戦で課題だったところを戦術的に修正しているように見えたが、手ごたえは。相手どうこうというよりも、まず僕たちがやりたいことを整理して、守備と攻撃の両面でイメージの共有をした上での試合だった。良いところもあったのだが、毎回、学ばされる。町田さんは勝負の際というか、90分間のストーリーの中で持っていき方がうまいなと思った。僕らももっと自分たちのやっているサッカーを信じて、どんなサッカーをやってもメリットとデメリットがあるので、そこをもう一度、次節(・清水戦)までの準備期間は短いが、準備したい。
DF 25
安藤 智哉
--強力な相手の2トップやカウンターに対しての守備は。リスク管理のところを、2CBとボランチ2人で徹底してやろうと試合前から話していた。そういった形でカウンターを受けるシーンはなかったと思うのだが、セットプレーや相手のストロングのところでやられてしまった。 --相手は想定よりも激しかったのか。競り合いに関しては負けてはないと思っている。とはいえ、スコアは見てのとおり。町田との前回対戦から3連敗しているので、今度はそうはならないように次の試合が大事になってくる。