磐田は水曜日の天皇杯3回戦で神戸に2-5で敗れ、力の差を見せつけられることになったが、リーグ戦は7試合負けなし。前節・山形戦は相手にボールを握られる時間が長かったものの、粘り強い守備ブロックを見せ、3-1で勝利した。全得点に絡んだ松原 后を筆頭に質の高さを示し、自動昇格圏の2位・東京Vと勝点で並ぶ3位に浮上。この勝負強さを継続していきたい。
藤枝との前回対戦はセットプレーからリカルド グラッサがゴールを挙げ、1-0で勝利を飾ったものの、藤枝の攻撃的なフットボールに苦しんだ記憶が選手たちに残っている。「藤枝はすごく良いチーム。攻守両面でチャレンジしてくる。リスクをとって自分たちのサッカーを追求してくるので、組織的に戦わないと勝てないと思うので、難しいゲームになる」とは山田 大記の言葉だ。特に山形戦で課題が残った守備の部分で足並みをそろえて、90分間を戦い抜けるかが磐田のポイントになる。
対する9位の藤枝はJ1昇格プレーオフ圏との勝点差が『6』。十分にJ1昇格が届く位置につけている。前節・甲府戦はボールを保持しながら自分たちのスタイルで立ち向かったが、勝負際を抑え切れず4失点を喫し、4試合ぶりの黒星。その反省を生かしたいところだ。
また、前回対戦では渡邉 りょうが二度の警告で退場し、数的不利になってしまったことが分岐点となった。ここまでJ2で日本人最多の12ゴールを決め、得点源となっているエースはリベンジに燃えているに違いない。
磐田は今節でようやく終わる公式戦7連戦を勝利で締めくくれるか、藤枝は前回対戦の借りを返せるか。 “静岡三国決戦”の結末に注目だ。
[ 文:森 亮太 ]