ホームの熊本はシーズン後半戦に入って2分5敗と、7試合勝利がない苦しい状況が続いている。前節の長崎との“九州ダービー”では今季ワーストの4失点で今季初の3連敗。しかし、中3日で臨んだFC東京との天皇杯ラウンド16は開始早々にPKを獲得。これを平川 怜が落ち着いて決めて先制すると、後半立ち上がりにも自陣でボールを奪った松岡 瑠夢が長い距離をドリブルで運んで追加点を挙げ、無失点でクラブ史上初のベスト8進出を決めた。
ホーム7連敗中と結果が出ていなかったものの、天皇杯での勝利は少なからず自信になるはずだ。再び中3日で迎える今節もアグレッシブに戦い、リーグ戦8試合ぶりの勝点3をつかみたい。
対する水戸は2試合引き分けが続いているが、直近3試合でわずか1失点と、守備が安定してきたことは終盤に向けて明るい材料。一方で「チャンスを作ることもだが、決め切る力はまだまだ」と濱崎 芳己監督が述べているように、攻撃面では課題がある。前節・東京V戦はシュート数も多くなかったため、守備でペースをつかみ、いかに深いエリアまでボールを運ぶかがポイントになるだろう。
前回対戦では熊本が3-0と快勝しているが、リーグ通算対戦成績は熊本の8勝10分9敗とほぼ互角。今節で勝点3を加えて、はずみをつけるのはどちらか。
[ 文:井芹 貴志 ]


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