両チームにとって課題は得点力。熊本は8試合複数得点がない。0-0に終わった前節・水戸戦後には大木 武監督も「やっぱり点が取りたかった」と話している。逆に金沢は前節、3試合ぶりの複数得点を挙げたが、決定機の数を考えれば2点では物足りない内容だった。柳下 正明監督も「ああいうのは決めないとダメだよ」とボヤきながらも、「でも毎試合2点、3点取れるようにしたい」と1試合での大量得点ではなく、継続的な複数得点を求めている。今季、1-0での勝利は金沢は一度きり、熊本にいたっては一度もない。前回対戦でも熊本が先制しながら、その直後に金沢が追いつき、そのあとで2、3点目を取った熊本が勝利を収めている。
今回も1点を守り切るような試合にはならない予感がある。ただ、前節は金沢が9試合ぶり、熊本は8試合ぶりのシャットアウトゲームを演じている。そこで得た手ごたえを継続させることができたチームが試合を有利に進めそうだ。
そして、もう1つ試合の流れを左右しそうなのが出場停止。熊本は前節サスペンションだった上村 周平が戻り、金沢は今節、梶浦 勇輝が出場停止となる。ともに明治安田J2第3節以降、チームにとって欠かせない存在となっていただけに、その復帰と不在は試合のすう勢にどんな影響を与えるのだろうか。
[ 文:村田 亘 ]