千葉は前節、アウェイで栃木と対戦。78分に鈴木 大輔が得点機会阻止で退場となり、このプレーでPKを与えたが、守護神・鈴木 椋大がこれをストップし、リードを許さない。数的不利な状態でも、「どうやったら相手ゴールに迫る可能性を残せるのかを最優先で考えた」(小林 慶行監督)と、一人ひとりが前向きなプレーを続けた結果、90+5分に見木 友哉が決勝点を記録。5連勝を達成し、J1昇格プレーオフ圏内の6位に浮上した。
千葉にとって今節で1つ気がかりなのは、今季全試合に先発していた鈴木 大輔が出場停止となること。ディフェンスリーダーとして最終ラインを統率し、チーム全体に安心感をもたらす彼の不在は、少なからずチームに影響を与えるだろう。ただ、鈴木 大輔とコンビを組んでいた新井 一耀や佐々木 翔悟など、ほかのDFも実力者であることに疑いの余地はない。新井 一耀は「キャプテンの大輔くんがいないからということを言い訳にしてはいけない。目の前の試合で勝点3を取るという強い意志を持ってやりたい」と語っており、CB陣の奮闘に期待がかかる。
対する仙台は約2カ月前にコーチを務めていた堀 孝史氏が新監督に就任。ただ、その後も思うように戦績は改善せず、プレーオフ圏とは勝点差が大きく離れてしまった。直近では2連敗中、かつ3戦連続無得点と苦しい状況が続いている。
内田 裕斗は「失点が許されない状況の中で失点してしまうところ、攻撃で決め切らないといけない場面で決め切れないところの改善は、練習でしかできないと思う」と話す。生まれ変わった仙台の姿を示し、4試合ぶりの白星をつかめるか。
[ 文:藤井 匠 ]
