ホーム連戦となる長崎は前節、徳島と対戦。早い時間にカイオ セザールのゴールで先制に成功するも、その後にペースダウン。徳島の反撃を許すと、前半のうちにセットプレーから同点に追いつかれてしまう。さらに後半、カウンターから失点を喫すると、そこから猛攻を見せたが、得点を奪うことができず。6位からプレーオフ出場圏外の8位へと転落する痛恨の逆転負けとなった。
対する仙台は前節、ホームで残留争いの渦中にある山口と対戦し、1-1の引き分け。前半は強度の高い守備と巧みなパスワークで主導権を掌握。その流れのまま、郷家 友太の今季10点目で先制に成功する。しかし、後半に入ると展開が一転。守備の強度も落ち、78分に追いつかれてしまう。勝点3をつかむことはできなかったが、残留は確定させた。
前節の試合前の段階では、自力でのプレーオフ出場の可能性を持っていた長崎だが、一転して窮地に追い込まれた。今節で引き分け以下に終わると、他会場の結果次第で7位以下が確定し、昇格への道が完全に絶たれることになる。窮地ではあるが、「良い意味でポジティブにこのスリルを楽しみながら勝っていければ、プレーオフでも勝てるかなと思う。良い緊張感で戦えると思うので、そこをみんなで楽しみながらやっていきたい」と波多野 豪が言うように、“良い意味での開き直り”が求められる。
長崎は昇格への可能性をつなぎ止められるか。重要なホーム最終戦を迎える。
[ 文:杉山 文宣 ]