ホームの熊本は開幕からの2試合で先制しながらも勝ち切れず。それでも、複数得点を奪うことをテーマに掲げた前節・愛媛戦では、二度のリードを追いつかれながらも最後まで点を取りにいく姿勢を貫き、後半アディショナルタイムに大西 遼太郎が劇的な勝ち越しゴールを決めた。中2日で迎えたJリーグYBCルヴァンカップ1stラウンド1回戦・福島戦では、愛媛戦から先発9人を入れ替えて臨んだが、藤田 一途、大﨑 舜がそれぞれプロ初ゴールを挙げて2回戦進出を決めている。
ただ、大木 武監督が「リーグ戦を含めて4試合やったが、一番苦戦した」と振り返ったとおり、後半は相手のペースとなった。追加点のチャンスを決め切ることに加え、押し込まれて失点が続いている終盤の戦い方を修正することが今季リーグ戦初連勝へのカギだ。
対するいわきも水曜日にルヴァンカップ1stラウンド1回戦を戦い、リーグ前節・鹿児島戦から先発7人を入れ替えながら、明治安田J3で首位のFC大阪を相手に2-0と完勝。リーグ戦で2試合連続ゴール中の谷村 海那が先制点をアシストし、途中出場した山口 大輝と近藤 慶一がきっちり仕事を果たした。シュート数では相手の2本に対して20本と圧倒したことを踏まえれば、今後のリーグ戦で浮上していくためには決定力をさらに高めることが求められよう。
昨季の対戦は1勝1敗で、いずれも勝ったほうが4得点を挙げている。双方とも攻撃が上向いてきているからこそ、相手の攻撃をいかに抑えるかがポイントになりそうだ。
[ 文:井芹 貴志 ]


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