山口はJリーグYBCルヴァンカップ1stラウンド1回戦・松本戦から中3日でこの試合を迎えるが、松本戦はターンオーバーして臨んだため、影響は限定的だと思われる。リーグ戦は開幕から3試合続けて同じ先発メンバーで戦っており、今節の先発もほぼ同じ顔ぶれになるだろう。
前節・岡山戦は84分にセットプレーから失点を喫し、0-1で敗戦した。山口は今季公式戦で5失点しているが、そのうち4失点がセットプレー絡みだ。今節で対峙する長崎は屈強な外国籍選手を擁しているだけに、セットプレーの攻防は見どころの1つになる。
一方の長崎は前節、清水と対戦。前半のうちに2点を奪い、後半に1点を返されながらも2点を追加して4-1で快勝した。下平 隆宏監督は「相手に傾きかけた流れを3点目、4点目と取って、ゲームを締めくくれたのは今後のはずみになる」と話したが、強敵・清水相手に4点を奪った勢いを持ち込めるか。
両者の対戦成績は山口の2勝2分10敗で、長崎にとってはすこぶる相性の良いカードだ。
志垣 良監督は長崎について、「今まで対戦してきた中で最もレベルが高いチーム」と警戒し、「いかに忍耐強くやれるか、そして速い攻撃に転じることができるか。それがうまくいかなかったときに遅攻で崩すことができるか」と話している。その思惑どおりに試合を進めることができるか注目したい。
[ 文:田辺 久豊 ]


