両チームは特長が異なる。
長崎は千葉と並んでリーグトップの22得点を挙げているように、攻撃力が強み。得点ランキング上位につけるエジガル ジュニオ、フアンマ デルガド、マテウス ジェズスを筆頭に、インテリオールより前は全選手が個で打開できる能力を持つ。
前節は徳島に6-1で大勝し、17日にはJリーグYBCルヴァンカップ1stラウンド2回戦でJ1の磐田に1-0で勝利。現在公式戦10戦負けなしと好調をキープしている。下平 隆宏監督は無失点にこだわっており、磐田戦で見せたような粘り強い守備も持ち味となりつつある。
横浜FCはここまでで7失点。リーグ2位タイの失点の少なさから分かるように、守備力が強み。コンパクトな陣形と、守備に転じた瞬間の切り替えの早さで相手の自由を奪う。前線の選手も守備意識が高く、チーム一体となった守備はそうそう打ち破られない。また、攻撃では抜群のキック精度を持つ福森 晃斗がおり、リーグトップの6アシストを記録。セットプレーが得点源となっている。
どちらも明確な特長を有しており、一瞬たりとも集中力を切らせない緊迫感のある試合となりそうだ。わずかなスキを見逃さず、勝点3を得るのはどちらだろうか。
長崎が首位・清水にプレッシャーを掛けるのか、横浜FCが自動昇格圏内へ迫るのか。今節屈指の好カードから、目が離せない。
[ 文:椎葉 洋平 ]