シーズンの約3分の1の地点に差しかかり、迎える5月初戦。NDソフトスタジアム山形では、ここで踏ん張り、巻き返しを狙う13位・山形と3位・岡山が対戦する。
山形はホームでの勝ちとアウェイでの負けが交互に続いている。この流れを打破すべく、前節はアウェイ・徳島に乗り込んだ。前半終了間際に
國分 伸太郎のゴールで先制したものの、後半アディショナルタイムに逆転され、またも連勝はならなかった。
前節終了後、渡邉 晋監督は「力のないチームです。ここから出直します」とコメントしている。徳島戦では相手が準備してきたシステムに対して対応し切れず、逆転負けにもつながった。
南 秀仁は「相手がやってくることに対して、もう少し選手たちが頭を柔軟にしなきゃいけないなと感じた」と今節での改善に挑む。
対する岡山は、4月24日にJリーグYBCルヴァンカップ1stラウンド2回戦・横浜FC戦を戦っており、今節が公式戦5連戦の4試合目。2月、3月は5勝2分と負けなしで首位に立っていたが、4月のリーグ戦5試合はわずか1勝2分2敗。3位に踏みとどまっているが、上位2チームとの差は開きつつある。首位・清水との直接対決となった前節は、31分にGK
スベンド ブローダーセンがPKをストップしたものの、35分に失点。そのまま0-1で敗れた。
ただ、決してやりたいことができていなかったわけではない。それは木山 隆之監督の「言えることがあるとすれば、自分たちにしっかりとベクトルを向けて、もう少しレベルを上げていくところを頑張っていこうということだけ」という試合後のコメントからも推察できる。
昨季の対戦は、ともにホームチームが2-0の勝利を飾っている。木山監督は2017年からの3シーズンにわたって山形を指揮しており、また今季は山形からボランチ・
藤田 息吹が完全移籍して主力として活躍中。
末吉 塁、
柳 貴博の両ウイングバックも加えた元山形組のプレーにも熱い視線が注がれる。
[ 文:佐藤 円 ]