藤枝は前節・水戸戦で6試合ぶりとなる今季3勝目をマーク。14位の熊本まで勝点1差となり、今節で勝てば順位を一気に上げられる可能性がある。その水戸戦では、ケガから復帰したばかりのアンデルソンが58分から今季初出場を飾るといきなり2得点を挙げ、チームとしても今季初の3得点。ウエンデルや平尾 拳士朗といった先発のチャンスを得た選手たちも自身の特長を発揮したほか、内容的にもチーム全体で辛抱強く勝ちをつかむ戦いができ、好材料が多くなっている。
そのため、須藤 大輔監督は「水戸戦の良い時間帯にできていたことをより突き詰めて、プラスαを少しずつ加えていきたい」と、良い流れを継続して勝利につなげることを目指している。
対する群馬は、今季まだ1勝しかできておらず(1勝3分8敗)、現在は5戦勝ちなし。ただ、前節・長崎戦は1-2で敗れたものの、2位のチームに対して内容的には優位な戦いができていた。中塩 大貴は「点を取られないで後半にいっていたら、チャンスはあったし、勝てた雰囲気もあった。内容もだんだんと良くなっている中で、(開始早々に立て続けに失点を喫したように)まだまだ甘さが抜けていない」と試合を振り返った。
ここまでの総得点はどちらも7点(1試合平均0.58点)、失点は藤枝が19点、群馬が21点。決め切る、守り切るという部分は両者とも課題になっており、特に得点力は不足しているところ。ただ、点が入り始めれば良い流れをつかめるという感触は両チームとも出ているので、そのきっかけとなる先制点をどちらが取れるか。そこも大一番の勝敗を分ける大きなポイントになるだろう。
[ 文:前島 芳雄 ]


