今節も含めて残り6試合となった中、勝点8差で3位を追いかける岡山の木山 隆之監督は、「追いつくためには勝つことが最低条件だと思うし、自分たちが6位以上に入っていくためにもポイントを重ねることが大事なので、全力でやろうと思っています」と話した。
下からの追い上げも受けている岡山にとって、今節は上を見据えながらシーズン終盤を戦うためになんとしても勝利をつかみたい一戦になる。
長崎は今節で勝てば2位との勝点差が1ケタに縮まる。7戦勝ちなしの苦しい状況を打破し、2連勝中と上昇気流に乗ったチームは、さらに勢いを加速させる勝利をつかみ取って自動昇格を射程圏内にとらえたいところだ。
清水、千葉に次いでリーグ3位の得点数を記録している長崎の攻撃陣と、横浜FCに次いでリーグで2番目に失点数が少ない岡山の守備陣。どちらが真価を発揮するかがポイントになる。
岡山は守護神のスベンド ブローダーセンが充実したパフォーマンスを見せており、阿部 海大、田上 大地、鈴木 喜丈の3バックも堅実なプレーを続けている。10試合連続で1失点以下に抑えている堅固な守備を継続した上で、ファン・サポーターの力を借りながらゴールへ迫って勝機を見出していきたい。
長崎はフアンマ デルガドが出場停止から戻ってきて強力な攻撃陣を形成できる中で、キーマンはマテウス ジェズスになるだろう。個の力でゴールを陥れることができる左利きのブラジル国籍MFがゴール前でプレーする回数を増やせば、Cスタまで駆けつける長崎のファン・サポーターが歓喜する瞬間も増えるに違いない。
[ 文:寺田 弘幸 ]
