2試合ぶりのホームとなる長崎は前節、金沢と対戦。今季それまで失点を喫していなかったセットプレー(FK、CKのみ)から先行を許すと、後半の立ち上がりにも失点。チームトップスコアラーのフアンマ デルガドを欠いた中、最後まで精彩を欠き零封負け。5連勝から一転、2連敗となってしまった。
対する岡山は前節、ホームで大宮と対戦。前半終了間際にPKを獲得するも、チアゴ アウベスが失敗。それでも、後半に田中 雄大のゴールで先制に成功する。しかし、勝利が目前に迫った終了間際に失点を喫してしまい、逃げ切りに失敗。土壇場で勝点2をこぼしてしまった。
「勝ち負けはサッカーをやる以上あるものだけど、金沢戦は自分たちの姿勢が良くなかった。集中を欠いた時間も長く、間違った決断も多かった」。長崎のファビオ カリーレ監督は、結果以上に選手たちの試合へ臨む姿勢について嘆いている。連戦という短い準備期間の中で選手たちのメンタルをどう修復するのか。指揮官の手腕が問われることになる。対する岡山は現在10試合負けなしだが、その内訳は2勝8分。リーグ最少の1敗である一方、同最多の10引き分けという数字が示すように、負けない強さと勝ち切れない課題が混在している状況だ。ともに大型選手を多数抱えており、空中戦の強さは武器の1つ。クロスやセットプレーの出来が勝敗を分けることになりそうだ。
長崎、岡山ともに勝てば3試合ぶりの勝点3となる。勝利への思いの強さをどれだけ示せるか。その姿勢が問われている。
[ 文:杉山 文宣 ]