ホームの横浜FCは前節、首位・清水との天王山を戦い、白熱した試合を見せた中、結果は1-1のドロー。勝ち続けながら積み上げてきた自分たちのスタイルをぶつけ、「観に来てくれた人に恥ずかしくない試合はできたと思う」と伊藤 翔は振り返る。
しかし、J1クラスのタレントをそろえる相手に対して押し込む時間を作り、先制点を奪いながらも勝ち切れなかった悔しさは拭えず。週明けのミーティングでは四方田 修平監督が「まだスキがある」と活を入れた。
一方の鹿児島は前節、水戸を相手に3-0で完勝し、約3カ月ぶりの勝利をつかんだ。今節で上位の横浜FCから勝点を奪えれば、これ以上ないJ2残留への追い風となるだろう。
そんな地元クラブの奮闘を影で見守りつつも、「今節は絶対に勝たないといけない」と力強く語るのは、横浜FCの中野 嘉大。凱旋試合となった明治安田J2第6節・鹿児島戦(4○0)ではフル出場するも、中野はネットを揺らすことができなかった。
横浜FCはこの試合に勝利し、同時刻に行われる3位の長崎が引き分け以下となれば、J1昇格を決めることができる。
札幌時代からの良き理解者である四方田監督とともに、“もう一度J1へ”という強い思いを胸に、鹿児島生まれのドリブラー・中野が横浜FCに歓喜をもたらす。
[ 文:青木 ひかる ]
