熊本は前節、大分との“九州ダービー”に臨み、ボール保持率やシュート数では相手を大きく上回りながら最後まで得点を奪えず、3試合ぶりとなる黒星で今季5敗目を喫した。18本のシュートを記録した前々節・千葉戦に続いて2試合連続無得点に終わったのは、中央をケアしながらサイドで厳しく寄せてくる大分の守備の狙いにハマったためで、「内容としてはウチのゲームではなかった」と大木 武監督は述べている。
前半終了間際に先制点を与えてしまい、後半は相手がより引く展開となったことも試合を難しくしたことから、今節は先手を奪えるかどうかが重要なポイントになる。
一方の今治は前節、ホームで磐田と対戦。0-2というビハインドでの折り返しから、後半に3点を奪ってドローに持ち込んだ。2試合連続の引き分けとはいえ、開幕戦で敗れたあとは12戦無敗と、初めての舞台であるJ2で十分なインパクトを示している。無失点に抑えて粘り強く勝点を拾う展開もあれば、点の取り合いを制する展開もある。後半で自分たちの流れに持ち込めるのが大きな強みだ。
ただ、磐田戦での前半の2失点を踏まえ、倉石 圭二監督は「ミスが失点につながることを痛感させられた。意識レベルから変えていかなければ」と話している。短期間でその変化がどこまで反映されるかに注目が集まる。
お互いにJ3を戦っていた2021年以来、4年ぶりとなる対戦で勝点3をつかむのは果たしてどちらか。
[ 文:井芹 貴志 ]


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