鳥栖は前節、徳島と対戦。中2日でのアウェイ戦という厳しい条件下だったが、立ち上がりからハイプレスを実行。アグレッシブな姿勢でペースをつかむと、20分にFKから今津 佑太が先制点を奪取。後半に入ると、追いつこうと前への圧力を強めるホームチームに苦しめられたが、集中した守備を発揮し、先制点を決勝点へと昇華。3試合ぶりの勝点3をつかみ取った。
対する甲府は前節、アウェイで秋田と対戦。前々節・徳島戦から大幅にスタメンを変更して臨んだ中、序盤から主導権を掌握。前半は得点を奪えなかったが、後半の立ち上がりに右からのクロスを合わせた大島 康樹が先制点をゲット。その後は秋田の反撃をしっかりと抑えて無失点で終えて、6試合ぶりの勝点3を手にした。
2022年度の天皇杯ラウンド16で対戦している両者(このときは甲府が勝利)だが、リーグ戦での対戦は2017年以来8年ぶりとなる。当時、甲府でプレーしていた堀米 勇輝は現在鳥栖に所属しており、ほかにも鳥栖で言うと松本 凪生と今津 佑太が、甲府で言えば孫 大河と石川 慧が古巣戦となる。過去の公式戦での対戦成績は鳥栖から見て20勝17分12敗となっている。
「どの試合も大事なんですが、ここで勝てば自動(昇格のライン)の背中も見えてくるビッグマッチ」と小菊 昭雄監督も言うように、鳥栖としては自動昇格圏内に近づくために連勝は必須。甲府としても、まずは下位から離れるために連勝を是が非でも達成したいところ。
連戦の締めくくり、チームの総合力が問われる一戦となる。
[ 文:杉山 文宣 ]
