約1カ月ぶりのホームゲームとなる鳥栖は前節、アウェイで愛媛と対戦。大雨の影響でピッチの至るところに水たまりができ、ボールが止まる難しいコンディションだったが、17分に西澤 健太の鮮やかなミドルシュートで先制。その後はピッチコンディションに応じた試合運びを全員が遂行し、愛媛に大きなチャンスを与えることなくウノゼロを達成。大雨の中、アウェイまで訪れた多くのサポーターと勝利の喜びを分かち合った。
対する長崎は前節、ホームで札幌と対戦。立ち上がりの好機を逃すと、18分に高嶺 朋樹のミドルシュートで先制を許すイヤな流れとなったが、後半に入るとクロスからマテウス ジェズスが難度の高いボレーシュートを沈めて同点に。さらに終了間際にはオープンな展開の中からカウンターで抜け出したマテウス ジェズスが逆転ゴールを奪取。劇的な逆転劇で、長崎という街にとって特別な日である8月9日に勝点3をつかみ取った。
前期の対戦(明治安田J2第9節)では鳥栖が2-0で勝利を収めた。ただ、長崎は第20節から高木 琢也監督が指揮を執っている。課題だった守備の立て直しに成功し、負けなしが続いている。鳥栖の小菊 昭雄監督も「もともと、リーグでもトップクラスの個の集合体だと思いますし、監督が代わられて走る、戦うという部分も植えつけられているなと思います。前回対戦したときとは少しスタイルに違いも感じる」と警戒する。
自動昇格、優勝のためにはどちらも勝点3が必要。ライバルを蹴落とし、さらに上に行くのはどちらになるのだろうか。
[ 文:杉山 文宣 ]
