富山は前節、磐田に0-2で敗れて2連敗となり、現在5戦勝ちなし(1分4敗)。3試合続けて前半のうちに2点を失う苦しい試合が続いている。開始直後や前半終了間際に失点を喫し、ゲーム運びを難しくしているのが痛い。守りを立て直すために今節は、ボールを奪いにいくときと引いてブロックを構築するときの判断などを整理して臨む。巧みなパスワークを持ち、攻撃力が高い熊本に対し、前半を無失点で乗り切れるかはポイントの1つになる。
サイドアタッカーに小川 慶治朗、SBに香川 勇気が新戦力として加わり、攻撃パターンは増えている。プロ2年目の古川 真人と髙橋 馨希をはじめ、アタッカー陣の調子は上がっているため、チャンスを得点に結びつけて主導権を握りたい。
熊本は前節、終盤に失点を喫して大宮に0-1で敗れた。無得点は実に13試合ぶり。11試合ぶりに勝利を挙げた明治安田J2第22節・磐田戦からの6試合は、勝ち負けを交互に繰り返して3勝3敗。今節は第11節・藤枝戦以来となる、アウェイでの勝利を狙う。
対富山の通算成績は、J3時代を含めて10勝8分2敗。初対戦だった2009年に2連敗を喫したあと、同年のJ2第50節以来18戦負けなしと好相性だ。今季の4月に行われた第8節はスコアレスドローに終わっているため、看板の攻撃サッカーで今回はゴールをこじ開けたい。
[ 文:赤壁 逸朗 ]
