磐田はここ3試合負けなし。ただ、前節は守備を固めた大分を崩せず、スコアレスドローに終わって3連勝とはならなかった。代表ウィークによる中断期間には清水とのトレーニングマッチを行い、0-3で完敗。特に大分戦に続いて得点を奪えなかった攻撃面では、引いた相手をどう崩すかという点に苦戦しており、ここからラストスパートをかけるためにも乗り越えなければいけない課題だ。
その課題を踏まえ、アタッキングサードの攻略に重点を置いたトレーニングに時間を割いており、チーム全体で課題と向き合っている。その中で、個人で局面を打開できる角 昂志郎や倍井 謙、グスタボ シルバといった選手たちがゴールをこじ開けるクオリティーを見せられるかがカギを握る。
5月の前回対戦では、後半の途中まで磐田がリードを奪っていたが、逃げ切れずに痛み分けに終わった。ただ、4月から5試合勝ちがなく、3連敗中で迎えたこの試合がターニングポイントとなり、ここから8戦負けなしと状況を好転させた良いイメージは残っている。角 昂志郎は「ジュビロのサッカーは積み上げられているが、勝つことでしか過去が良かったとは言えない。勝つことがすべてのゲームになる」と意気込む。
対する今治は前節でいわきに敗れたものの、それまでは5連勝を収めて上位との差を詰めてきた。この間にエースのマルクス ヴィニシウスが4得点と調子を上げており、2トップで相方を組む19歳の横山 夢樹も前回対戦で途中出場から試合の流れを変え、2ゴールと結果を残した。
お互いに強力なアタッカーがいる中、勝点3獲得に導くのは誰になるか。注目の昇格争い直接対決となる。
[ 文:森 亮太 ]
