痛恨の一瞬、歓喜の一撃。明暗を分けた58分の出来事
FC今治
決定機を作れていましたし、悪くないゲーム運びだったと思います。逆にピンチもありましたけど、それは前から守備に行く中で相手の質を考えれば想定内でした。ただ、その中で決定機を決め切れず、致命的なミスが出てしまった90分だったと思います。 --対磐田というところで準備してきたことをうまく表現できましたか?GKを含めたビルドアップのところは誰がCBからGKまでプレッシャーを掛けるのかは整理して試合に入りました。その辺は準備してきたものをしっかりと出せたと思っています。磐田という素晴らしい伝統のあるクラブのピッチの中で、みんながその雰囲気に呑まれずにやれたことはこれも1つの財産だと思います。 --ミスによる失点については?特に失点したあとは、メンタル的に落ちたところがあって、かなり相手にゲームを支配されてしまった。そこからギアを1つ、2つ上げられるようなゲームができれば、次につながるゲームになったと思うので、そこは課題が残ったと思います。 --上位との戦いが控える今後に向けて。プレーオフ圏に入っていかなければいけないというプレッシャーは、僕らではなく、これから対戦する相手のほうが必ずあると思っています。僕らはプレーオフ圏に入れば、「頑張ったね」と言ってもらえるレベルのクラブなので、変なプレッシャーを感じることなく、今日みたいにアグレッシブにやって、その結果がどう転ぶのかはこれからクラブが成長するために必要なものだと思います。
ジュビロ磐田
監督
非常にタフな試合になりましたが、選手たちは90分間を通して非常に手堅くやってくれたと思っています。ただ、簡単なミスでのボールロストがちょっと多過ぎました。それが結果として、今治さんがゴールに迫ってくる状況を数多く作ってしまったと思っているので、そこは見直していかなければいけません。特にボール保持を通して、ゲームをコントロールしていくチームになるのであれば、そういうミスは痛いですし、ミスパスから速攻を受けてしまうのは非常に厳しいので、改善する必要があると思っています。 ただ、相手にも非常に良い選手がそろっていますし、特に19歳の若い選手(横山 夢樹)は非常に素晴らしいパフォーマンスをしていたと思います。その中で選手たちが泥臭くやってくれたと思いますし、守備に関しては全体的に悪くなかったと思います。 バックサードから、ミドルサード、フロントサードまでを含めてもっと相手のゴールに迫れるようにしていかなければいけないと思っています。ただ、非常に手堅い90分でしたし、この勝利は来週にもつながる良いパフォーマンスだったと思っています。
FC今治
監督
遠く今治からアウェイの地に乗り込んで、サポーターの方が背中を押してくれたが、敗戦になりました。上位陣との戦いの中で、1つのミスが勝敗を分ける。それを選手たちにも伝えていたが、ミスからの失点になりました。ただ、選手個人を責めることはない。全員がしっかりと上を向いて、次のアウェイ・大宮戦に向かって、また切り替えてやっていきたいと思います。 --失点シーンについて。奪ってから前という意識が足りない。その意識のところで起きた現象だと思っています。 --前半から決定機はありました。決め切れない課題は? また、梅木 怜選手投入の意図は?(梅木の投入は)守備をしている中で、右サイドからチャンスメークされていたので、その修正で代えました。フィニッシュワークは継続した課題なので、地道にやっていきたい。 --上位対決が続く今後に向けて。自分たちの精度は高くないが、強度や練度をさらに高めていきたい。
ジュビロ磐田
GK 21
三浦 龍輝
ピッチ内で話していたのは、「逃げ切ろう」ということではなく、「追加点を取りにいこう」と。その中で僕らのサッカーというか、「相手を支配しよう」とピッチ内で言っていたので、その意識はすごく良かったと思います。その上でもっとゴールに向かえたらなお良かったとは思いますね。 --ビルドアップに対して、今治はハイプレスで制限してきました。その中で感じていたことは?最初は相手のプレスにハマってしまったところはありましたけど、「これだとハマってしまうから、もう1個前を見てみよう」というのをディフェンスラインとは話せていた。そういうところが良かったからこそ、後半は少しラクになったと思います。 --3試合連続クリーンシートについては?とにかく僕やディフェンスラインにできることは(失点を)ゼロに抑えることだし、その上で勝たないと意味がない。目の前の試合を無失点で勝つことは、最低限やっていかなければいけないと思っています。 --三浦選手の好セーブも無失点につながった要因だと思いますが?個人がしっかりと自分の役割をまっとうすれば、それがチームプレーにつながる。それは自分だけではなく、みんながすごく頑張った結果だと思っています。
DF 5
江﨑 巧朗
勝点も近かったですし、上位との差を詰めたいというゲームだったので、こういう試合を引き分けではなく、勝ちに持っていけたことは残り10試合に向けて良いスタートが切れたと思います。 --今日はヤン ファンデンベルフ選手とコンビを組む中で、どんなところに気をつけましたか?攻撃ではヤンには良いキックがあって、自分とはまた違うところが見えている選手なので、うまくフリーでボールを渡したいと思っていました。だけど、それが前半はうまくできずに、自分がもう少し相手を引きつけたり、間を閉めさせて、ヤンに1秒でもフリーな時間を作ってあげられれば良かったです。攻撃はそこまでうまくできなかったですね。 --全員がハードワークしてつかみ取ったクリーンシートのように感じましたが?今治はFWの選手が強烈だというのはミーティングでも話がありました。その中で背後を取られないこととカバーリング、その周りのセカンドボールへのサポートをチーム全体で意識して入りました。全体的に手前のスペースを使われることはけっこう多かったですけど、簡単に一発で背後を取られなかったと思うので、そういう面ではある程度はやれたと思います。 --デュエルでも負けていなかったですが?細かい球際のバトルのところはけっこうみんな逃げずに戦えていましたし、周りもセカンドボールを拾えて、つなぐところまでしっかりとやれたこと、切り替えの部分が良かったと思うので、そこはこれからも意識して続けていきたいところですね。