2週間ぶりの試合となる明治安田J2も、残すところあと10試合。第29節では、山口のホーム・維新みらいふスタジアムに千葉が乗り込む。
山口は現在、12試合も勝利から遠ざかっている。前節は首位を走る水戸と対戦し、2-2で引き分けた。前節は
有田 稜が2得点を決めるなど、複数得点する試合も増えてきたが、複数得点を挙げた試合では複数失点を喫しており、攻守の歯車がかみ合わない状況が続いている。中山 元気監督は「失点は最低でも1以下にしないといけない」と守備の立て直しを課題に挙げている。
一方の千葉は前節、甲府に2-1で勝利した。17分に先制を許すも、25分に追いつき、後半開始早々の48分に逆転ゴールを奪ってそのまま試合をクローズ。前々節こそ仙台に敗れたが、中断期間明けの5試合で3勝1分1敗と、J1昇格に向けて力強く歩みを進めている。
前回対戦した第18節では、両チームともゴールネットを揺らすことができず、スコアレスドローに終わった。山口の
喜岡 佳太は「千葉は上位にいるが、前回対戦してかなわない相手だとは思っていないし、サイドで起点を作って多くのチャンスを作ることができた。今回の対戦では、しっかりと得点を奪いたい」と意気込みを語っている。
この試合では、両チームに古巣の選手が多く在籍しているのも注目ポイントだ。山口には
キム ボムヨン、
古川 大悟、
西堂 久俊、
岡庭 愁人の4選手、千葉には
髙橋 壱晟、
前 貴之の2選手がおり、ファン・サポーターにとっては楽しみな要素の1つとなる。
現在、順位表の上から2番目につける千葉と、下から2番目で苦しい戦いを強いられている山口。両チームの立ち位置は対照的だが、それぞれの目標達成のために勝点3を手にしたいという思いは同じはず。強い気持ちがぶつかる激しい試合になるはずだ。
[ 文:田辺 久豊 ]