3試合ぶりにホームに戻る鳥栖は前節、アウェイで山口と対戦。開始早々に西澤 健太のミドルシュートで先制して優位に立つと、後半の早い段階で酒井 宣福にもゴールが生まれる。しかし、残留を目指してあきらめない姿勢を見せる山口に押し込まれる時間が続く。78分に1点を返され、終盤も猛攻にさらされたが、それ以上の得点は許さず。2試合ぶりの勝利で昇格戦線に踏みとどまった。
対する秋田は前節、ホームで大分と対戦。立ち上がりから大分に押し込まれる時間が続いたものの、最後の局面では体を張った守備を見せて得点を許さない。終盤には押し返す時間を作ったが、得点を奪うことはできずにスコアレスドローで終了。1勝4分と引き分けが多いものの、連続無敗試合数を『5』に伸ばした。
両者の前回対戦は5月に行われた明治安田J2第16節。この試合では秋田が32分に鈴木 翔大のゴールで先制したものの、鳥栖が長澤 シヴァタファリのゴールですぐさま追いつき、さらに終了間際のヴィキンタス スリヴカのゴールによって劇的な逆転勝利を挙げている。
ポゼッションをベースとした鳥栖と、ロングボールを主体とする秋田。対照的ながら、ともに明確なスタイルを有するだけに、どちらが相手を自分たちの土俵に引きずり込めるのかが焦点になる。スタイルの真っ向勝負になるのは間違いないだろう。
秋田にとっては長距離移動に加え、駅スタでのプレーはチームとして初めてになる。ピッチへの適応も含め、アウェイの難しさを強いられるだろう。鳥栖としてはうまく地の利を生かしたいところだ。
[ 文:杉山 文宣 ]
