富山が劇的残留。終了間際、18歳・亀田が決める
ブラウブリッツ秋田
相手の勢いに負けず、勝つために何をしようかというところを考えながらやりました。 --試合の入りで心がけたことについて。入りは勢いを持っていこうということで、相手の勢いには負けていなかったかなと思います。 --CBでコンビを組んだ畑橋 拓輝選手との連係について。ボールを取りにいくところと、前の選手をしっかり動かして間を消させるところは話していました。 --前半は相手のシュートに対して、体を当ててブロックできていたと思います。そうですね。良い形でボールを取れていた部分もありますし、積極的な守備だったかなと思います。 --後半の相手の先制点で流れが変わりましたか。先に失点するとわれわれはけっこう難しいゲーム展開になるというのは、今季を通して顕著に出たかなと感じています。 --ご自身の得点シーンについて。ゴール前で人数をかけた状態から仕留めました。謙さん(吉田 謙監督)も「全員がストライカー」って言っているので、今日は点が取れて良かったです。 --石田 凌太郎選手のクロスが来る感じがしていましたか。常に良いボールを上げてくれるので、中は準備するだけです。 --最終節の収穫について。相手の気持ち、真摯に向き合う姿勢を感じました。それを自分たちも目に焼きつけて帰りたいなと思います。
MF 45
なかなか攻め手が見つからない試合で、前半から苦しい戦いが続いたなという印象です。 --ロッカールームの雰囲気はどんなものでしたか。最後なので、今までやってきたことをしっかり出して、チーム一丸で勝とうという、すごく良い感じでロッカーを出られたと思います。その気持ちに自分も応えたかったです。 --Jリーグデビュー戦でした。ピッチに入る際の心境について。チャンスが来たら自分が決めて追いついて逆転までいきたかったんですけど、それに至らなかったので、自分の力不足を痛感しています。 --途中出場の際、吉田 謙監督からはどんな言葉をかけられましたか。「ボールを持ったらドリブルで前に仕掛けろ」と、ポジティブな言葉をいっぱいもらいました。 --相手の勢いをどのように感じていましたか。スタジアム一体となって勢いに乗ってきているのは感じていたので、なんとかそれを打破したかったんですけど、できなかったです。 --今季を振り返って。ケガから始まってなかなか苦しいシーズンだったので、これを糧に、来季からもっと違った自分を見せられるように頑張りたいなと思います。
カターレ富山
監督
3点差以上で勝つということがわれわれのミッションだった。そのとおりになって良かった。相手はやり方が明確なチームで、ロングボール主体にフィジカルが強い。それに屈せずに自分たちは地上戦で戦うんだということをハッキリさせて戦った。 もう少し空中戦を抑えて自分たちの時間を長くしたかったが、前半は0-0で良しと考えていた。後半勝負のところで1点目がわりと早く取れたので、これはいけるなと。2点目を取ったあとに失点して2-1になり、相手にリズムを作られたのは想定外だったが、その後の選手交代がうまくいって、3点目、4点目が取れた。3点目が入ったときに、これは4点目もいけるという感覚はあったが、誰がどうやって点を取るのかは想像がつかなかった。最後に亀田(歩夢)が素晴らしい得点を決めてくれて良かった。 ボールの動かし方と攻め方をもう少しレベルアップできれば、J2の中でも十分に戦っていけるという感覚が今日の試合でつかめた。今後、そういうところをより詰めていきたいと思う。 --残留には“3点差”が必要だった。最後に得点を重ねられた要因は何だろうか。残留するには状況的に3点差をつけないと厳しいというのは選手たちも分かっていた。それで針が振り切れたのではないか。守っていてもしょうがない。後半は攻めるしかないなという感じになった。口で言うのは簡単だが、選手たちはメンタル的に強く挑戦してくれたと思う。選手交代をすべて攻撃的にいったのも分かりやすいメッセージだったと思う。それに応える攻撃的な選手がそろっていたのもありがたかった。 そして、この県総での最終戦には“必ず何かが起こる”という空気感があったように思う。ファン・サポーターの皆さんが作り上げてくれたものだ。アウェイにもかかわらず大きな声援をもらった前節の甲府戦も最後に1点入ったが、ホームゲームの今日はそれを超える大声援だったので、何か奇跡的なことが起きるんじゃないかなというのは選手も私も感じていた。
ブラウブリッツ秋田
監督
秋田を信じてくれる皆さま、どんなときも選手・クラブを信じ抜いて支えてくださり、本当にありがとうございます。感謝申し上げます。 誠実、粘り強さを根底に持ち、挑戦し続けるブラウブリッツ秋田。秋田は永遠にひたむきであり、これからも街のため、秋田のため、クラブは戦い続けます。今日の試合も選手たちは全力で戦ってくれました。自分の力不足で勝利に結びつけることができず、大変申し訳なく思っております。 「グッドルーザー」、強き良き敗者は反省し受け止めて、心を強く持ち、今日の負けを絶対忘れることなく次に向かうことだと思います。 遠くまで応援に来ていただいたサポーターの皆さま、そしてパブリックビューイングなどで応援してくれる皆さま、秋田の皆さま、大変申し訳なく思っています。これからも挑戦し続けるクラブ、ブラウブリッツ秋田の応援をどうぞよろしくお願い申し上げます。 --前半は締まった展開でしたが、後半のPKから流れが変わりました。前半は粘り強さを持ち、カウンターのチャンスが多かったと思います。後半はより積極的に前からのプレス、走力、奪い切ってゴールを目指す。選手はひたむきにやってくれました。その中で1点取られることによって少し重心が重くなりましたけれども、それでも挑戦的なプレス、奪って前に行く姿、最後まで貫いてくれたと思います。徹底を徹底する。泥臭いサッカーをしてくれたと思っています。
カターレ富山
MF 25
亀田 歩夢
(シーズン)終盤になって自分のプレー時間が長くなり、今日は「自分がこのチームを残留させるぞ」という気持ちで挑んだ。自分にとってJリーグ初ゴールがチームにとっての貴重なゴールになり、忘れられないゴールになった。 椎名(伸志)選手から「お前が決めろ」と声をかけられて、火がついた。カウンターでみんなが駆け上がってくる場面で吉平(翼)選手がボールを預けてくれた。相手を1人かわしたときにパスの選択肢もあったが、自分が決めて勝つという気持ちでシュートに行った。 今季は思っていたほど試合に絡めなかったが、こうやって大事なところで決められた。来年はエースになって毎試合ゴールを決めるぐらいに活躍したい。
MF 7
佐々木 陽次
全員が頑張った結果だ。こういう形でクラブやチームメート、支えてくれた数多くの皆さんに恩返しができたらと思っていた。最高の気持ちです。サポーターの皆さんの声援が僕らの体を動かしてくれた。 --交代でピッチを退くときには涙もあった。自分なりに頑張ってきたなぁという思いがこみ上げて感極まった。残留という形で恩返しが少しできて幸せ。9年在籍したが、以前は考えられなかったほど多くの観客の皆さんが集まってくれた中で、選手全員で戦うことができた。クラブの成長も感じた。
MF 22
椎名 伸志
11月に入り、しっかりしたサッカーをして、手ごたえと自信をつかみながらプレーできたのが大きかった。最終戦まで残留の可能性を引っ張ることができ、「最終戦まで来たらこっちのもんだろ」という雰囲気があった。本当に良かった。 (得失点差を考えて)最低でも3点取らなければいけない状況はメンタル的には厄介だが、1点目を取らないと3点目も目指せない。前半は得点こそ入らなかったが、ジャブを打ち続けた。1点取れたらスタジアムも含めて雰囲気が変わると思っていた。1点目が後半になってしまったが、アディショナルタイムを含めた残り時間で結果を出せると信じていた。