土壇場でチームを救った守護神・後藤雅明。長崎が2位でJ1昇格!
V・ファーレン長崎
--試合としては苦しい時間も多かったですが、どう思いながら戦っていましたか?「徳島、強いな」とも思いながら、先に(点を)入れられたので、ちょっとイヤな感じはありました。でも、ハーフタイムの感じでもみんな「顔上げて」とか、「絶対に逆転できる」とか、すごくポジティブな声が多かったので「いけるな」と思っていました。自分が得点を決めたい気持ちもありましたけど、(笠柳 翼と)交代してからは本当に翼を応援して。そうしたら翼が見事にやってくれて、本当に全員が一丸となった結果で感動しました。
--見ていてすごくしびれた試合でした。試合としてはどうでしたか?前節の水戸戦もすごい雰囲気でしたけど、(この試合は)アウェイというのもありましたし、昇格と優勝が懸かっていたということもあります。徳島も良いチームなので、そういうところでいろいろとみんなが考えてしまった結果、たぶん前半の硬さだったり、相手の勢いとか圧というのも感じて受け身になってしまったところはあると思います。そういうのを加味して、勝点をしっかり取れて引き分けで昇格できたというのは本当に今までのチーム力、積み重ねた自信というのがつながったのかなと思います。 「優勝して(J1に)上がりたい」というのはホタくん(山口 蛍)も言っていましたし、みんなが思っていたことです。なおさら自分たちが勝てば無条件で優勝で昇格だったので、悔しさは少しあります。ただ、昇格しなきゃ意味がないので、そこの1つの目標は達成できてホッとしています。
徳島ヴォルティス
監督
まず、V・ファーレン長崎の皆さま、関係者の皆さま、J1昇格おめでとうございます。 ホームゲーム、最終節に、15,000人以上の大勢の方に来場していただき、素晴らしいピッチ、素晴らしい環境、素晴らしい雰囲気で試合に臨めたことを非常にうれしく思いますし、非常に感謝しております。 前半、準備してきた自分たちのビルドアップがうまくいきました。選手たちの立ち位置を含めて、相手のプレッシャーを外して中盤で優位性を持ちながら前進できていたと思います。中盤では山口(蛍)くんがウチの青木(駿人)へ思い切って出てきたときに、(渡)大生やボランチの選手が使えた場面がありました。相手の最終ラインが前に出てきたときには、良い形でサイドではがせていた場面もありました。その中でもう少しチャンスに結びつけて得点できていればなお良かったですが、前後半を通して自分たちで主導権を握りながら攻守ともに良いフットボールができたのではないかと思います。 ただ、スコアは1-1で、勝ちたかったというのが一番の印象です。それでも、選手たちは前後半を通してアグレッシブにプレーして戦ってくれていました。3月にアウェイで長崎と戦ったときには敗戦しましたが、その後のミーティングで「最終戦で長崎と戦う。そのときに絶対に上位にいる相手で、自分たちは倒さなければいけない。そこまでの期間にチームとして成長しよう」と話をして毎日を過ごしてきました。選手一人ひとりが本当に成長した姿を見せてくれたので、僕は誇らしいです。 プレーオフに向けて、選手・スタッフ全員で全身全霊をかけて戦う準備をしたいと思います。ファン・サポーターが大きな声で後押ししてくれました。残り2試合、その後押しを受けてJ1昇格に向けて準備をしたいと思います。
V・ファーレン長崎
監督
まず、遠征の地、徳島にファンやサポーターの方々がこんなに多く来ていただいたことに対して、感謝申し上げます。 そして、後押ししていただいて本当にありがとうございました。その結果、昇格というクラブとしてのミッション(を達成できて)、残念ながら『TEPPEN』は取れなかったんですけども、それに値するぐらいのものを選手たちが得てくれたと思っています。 --監督に就任してからの半年間、高木監督にとってはどういった半年間でしたか?もう学びしかなかったです。実際、僕が(過去に)行ったプレースタイルではまったくなかったので。とにかく自分自身へのチャレンジと、それからいろんな発見が非常に面白いシーズンでした。
徳島ヴォルティス
MF 16
渡 大生
--3試合連続得点について。得点が取れているということは良いことですし、こういった試合でキャプテンマークを巻きながら得点を取れたことはすごく自信になりました。この勢いで突っ走りたいと思います。 --J1昇格に向けて。今日はこうやって目の前で昇格を決められて、自分たちは悔しい思いをしました。ただ、ここからはい上がるという意味ではストーリーは全然終わっていないですし、この流れに乗って必ず昇格するしかないと思っています。 やっぱりベテランの永木(亮太)選手、長谷川(徹)選手、岩尾(憲)選手、エウシーニョ選手のような選手がいるからこそ、語弊はあるかもしれませんが、僕がやりたいようにできています。自分の負担は少ないと思っていますし、そういうメンバーが集まることはなかなかないことだとも思っています。その中で今年に懸ける思いが僕自身の中ですごく強いです。
MF 8
岩尾 憲
--今日の結果について。今日勝って、他会場の結果次第でここで喜んでこのシーズンを終えることが理想でした。ただ、その確率とか、実際に起きるかどうかは分からないですし、どちらかというといまの状況になる可能性のほうが高かったですし、理想的ではありませんが、シンプルに予定どおりという気持ちです。 --プレーオフ進出が決定。残り2試合に向けて。2試合ということではなく、まずは次の試合に向けて自分たちが積み上げてきたもの、練習の姿勢、出られない選手もいる中でいろんなことを我慢しながら相手役をしてくれていて、そういった選手がいて、ここまでの成績と自分たちのチームが成り立っています。その姿勢をブラさずにやっていくことができればみんなに歓喜が待っていると思っているので、そこが一番大事だと思います。 --今日は鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアムに15,190人が来場しました。岩尾選手が徳島で経験した最多来場者数でしたが、どのように感じましたか?本当に15,000人という数字を僕は見たことがあったか?と思いながら数字を聞きました。本当にたくさんの方に来ていただいて、本当に素晴らしい雰囲気でした。自分たちが勝つだろうという雰囲気を作ってくれました。もちろん長崎からもたくさんの方が来てくれて成り立った雰囲気だったので、長崎のサポーターにも感謝しなければいけないと思っています。ここで長崎に悔しい思いをさせてもらったと思っているので、この気持ちを生かして次はヴォルティスのサポーターと一緒に喜びたいと思っています。