高知は昨季初めてJ3に挑戦。残留はできたものの、最後の4試合は無得点で終わるなど課題を残していた。今季はメンバーを半分以上入れ替えて臨む。J1、J2経験者も多数加入しており、好不調の波があったチームに安定感がもたらされることを期待したい。
指揮官には、2年前に高知をJ3昇格に導いた吉本 岳史監督が再就任。今季もこれまで高知が得意としてきた、前線からボールを奪いにいく攻撃的なスタイルの発揮や、長いパスからチャンスを作る速い展開のサッカーを見られることが予想される。新加入選手がどのように高知の戦術にフィットしていくのか。初戦から格上との対戦だが、持ち前のスピードと勢いを生かして序盤から相手を圧倒できれば十分に勝機はある。
対する富山は、昨季11年ぶりにJ2に復帰。1年を通して厳しい戦いを強いられ、最後まで残留争いに絡んだが、最終戦でシーズン最多の4得点を挙げたほか、最後は3連勝で終えるなど底力を見せた。
指揮を執るのは、昨季5月に就任した安達 亮監督。速い展開を得意とする高知に対して、富山が積み上げてきたのは、ボールを回して主導権を握りながらゴールを狙う、攻撃的なポゼッションスタイル。昨季最終盤にはその形も安定感を増しており、今季はさらに磨きがかかった姿が期待できそうだ。アウェイの地でも自分たちのスタイルを貫いて、勝利へとつなげたい。
[ 文:朝井 ひなた ]
