アウェイの相模原は、2月の2試合ではつまずいたものの、3月に躍進。降雪・積雪の影響で中止になっていた第1節・群馬戦を含めた今月の3試合に勝利し、波に乗っている。この3戦で記録した得点数は『11』にも及ぶ。開幕5試合で挙げた総得点12はこのEAST-Aグループで最多だ。激しいプレッシャーと2次攻撃の速さで相手に息つく暇を与えない攻めが特長で、最前線のエース・佐々木 快を筆頭に、機動力を生かしたドリブルが得意な杉本 蓮ら攻撃陣が好調。セットプレーでも高野 遼の正確なキックや得点力の高いDF山内 琳太郎のシュートなどでゴールに迫る。
ホームの仙台は、この相模原の攻撃をはね返せるか。開幕5試合で喫した失点は『3』。昨季まで培ってきた守備の強さは健在で、岩渕 弘人ら前線の選手からの激しいプレッシャーもあれば、押し込まれたときの菅田 真啓やGK林 彰洋らの高い耐久力もある。
相手の厚い攻撃を返したあとは、今季導入した[3-5-2]システムで得点力向上に取り組んでいる攻撃面の成果を出したい。ここまでは試合ごとに新たな得点者が現れる状態が続いており、前節・湘南戦は五十嵐 聖己のクロスに小林 心がダイビングヘッドで合わせて今季初ゴールを奪取。小林 心がこれで波に乗るか、あるいは2年目のドリブラー・南 創太ら若手が突き上げるか。相手以上の攻撃力をホームで発揮したい一戦だ。
[ 文:板垣 晴朗 ]


