札幌は開幕から、雪の影響を避けるために長いキャンプを続けながらの戦いになったこともあり、序盤戦は苦戦。そこから、前々節・藤枝戦までPK勝ちを含む3連勝で調子を上げたかに見えたが、前節はJ3の福島に敗戦。現在7位と、波に乗り切れていない。磐田、甲府、藤枝とJ2勢に3連勝中(藤枝戦はPK勝ち)である一方、J3勢に対しては1勝3敗(うち1勝はPK勝ち)と取りこぼしが目立つ。
対するホームの甲府はJ3勢には4戦4勝であるものの、J2勢には2勝3敗(うち1勝はPK勝ち)。J3勢との対戦で勝点を獲得できているぶん、上位争いができていると言える。
甲府の不安要素としては、離脱者が多いことが挙げられる。一時期は合計10名近くがケガやインフルエンザによる離脱を余儀なくされており、そこから状況は改善されたものの、再び負傷者が増加中。多くの選手がメンバー入りの選択肢から外れ、渋谷 洋樹監督は選手起用に制限をかけられている状況だ。また、この台所事情が後半のパワーアップ不足につながっているだけに、前半でリードを奪って後半を迎えることが重要になる。
前回対戦時は、甲府が試合の入りで圧倒したもののチャンスで決め切れずに敗戦。同カテゴリーの相手にシーズンダブルを食らってしまえば、2026/27シーズンに向けて苦手意識が生まれかねない。甲府としては、リベンジを果たしたい一戦だ。
[ 文:マツオ ジュン ]
