今季から片野坂 知宏監督が就任した熊本は開幕から4試合で3勝と1つのPK負けで上々のスタートを切ったが、第5節・滋賀戦からいずれも無得点で4連敗。アウェイで行われた前節・琉球戦で5試合ぶりの得点を挙げ、また今季初の無失点で連敗を止めた。
このゲームでは、「連勝できていたときの良い流れを取り戻したい」と、片野坂 知宏監督は[3-1-4-2]のシステムを採用。前期の9試合は相手に応じて複数のシステムを使い分けた。
[4-3-3]で戦った宮崎との前回対戦では終了間際に失点を喫して敗れたが、後半は立ち位置を変えて流れを引き寄せた。今節は岩下 航を出場停止で欠く中、どの布陣で挑むかに注目が集まる。
一方の宮崎は、前半戦を8勝1敗の勝点24で終えた。前々節・滋賀戦で敗れて開幕からの連勝は『7』で止まったものの、前節・山口戦は4試合ぶりの複数得点を記録して完勝。大熊 裕司監督も「選手たちの成長を感じるゲームになった」と述べているように、滋賀戦で敗れたことをきっかけに積極的な前線からの守備や球際の強度などを意識し、あらためて自分たちの原点に立ち返った印象だ。
前期の対戦では途中出場の松本 ケン チザンガが決勝ゴールを挙げたが、90分間ではシュート6本と熊本を下回ったため、今回はゲームを通じて主導権を握りたい。古巣戦となる土信田 悠生の5試合ぶりのゴールにも期待がかかる。
ホームの熊本が宮崎戦での初勝利を挙げて連勝につなげるか、それとも宮崎がシーズンダブルを果たすか。お互いの意地がぶつかる好ゲームになりそうだ。
[ 文:井芹 貴志 ]


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