プライフーズスタジアムで対戦した前回、八戸は3試合のPK負けを含む6連敗中、山形は5連敗中だった。試合はホームの八戸が多くの時間で主導権を握ったが、結果は37分、39分と立て続けにゴールを奪った山形が2-0で勝利。今季初のクリーンシートで連敗を止めた。一方の八戸はシュート数や決定機の数で上回りながら得点に結びつかず、連敗が『7』に伸びた。
山形は前節、横浜FCを1-0で破り、クリーンシートを継続した上で今季ホーム初勝利を挙げた。この試合もシュート数では相手に大きく上回られたが、勝負勘を発揮した土居 聖真がゴールを決め、この1点を守り切った。少ないチャンスをモノにして連勝しているが、いつまでもこの状況に甘んじるわけにはいかない。チームとして目指すのは、より主導権を握る時間を増やし、シュート数や決定機を多く作ること。そして、その先の勝利だ。
前回、山形に敗れた八戸は、その後の第1節・栃木SC戦と前節・栃木C戦で連勝を果たし、一時は最下位だったところから一気に6位まで上げた。前回の山形戦を終えた時点の8試合ではトータルで4得点だったが、栃木SC戦は3-0、日程的なハンディキャップがあった前節・栃木C戦も4-2と2試合で7得点を上積みすることに成功。栃木SC戦では澤上 竜二が、栃木C戦では髙尾 流星がそれぞれ2得点を記録するなど、積極的なシュートが結果を伴ってきている。
クリーンシートをさらに継続したい山形か。得点力に目覚めた八戸か。連敗ストップを懸けて戦った前回から一転、今度は3連勝を懸け、予測不能な90分が幕を開ける。
[ 文:佐藤 円 ]
