両者は2月8日の開幕戦で対戦し、ホームの高知が3-1で快勝。高知のハイプレスと、3トップを中心にした縦に素早い攻めが効果的だった。富山はボールを保持する自分たちの形が作れないまま苦戦し、ミスとカウンターから失点を重ねてしまった。この白星で勢いづいた高知は格上のJ2勢から計4勝を挙げるなど(PK戦勝利1試合を含む)快進撃を続けている。一方の富山も、翌節以降は目指している攻撃的なサッカーで勝点を伸ばして上位をキープ。ともに上り調子で約2カ月ぶりの再戦を迎えた。
富山は完敗だった前回の借りを返さなければならない。チームで唯一全試合に先発している岡本 將成は「開幕戦では自分たちのミスからゲームを難しくしてしまった。試合を重ねて攻撃、守備ともに整理が進んでいるので、当時とは違う試合ができるはず」と話す。前節・FC大阪戦では相手のプレー強度と不慣れなピッチに苦しんだものの、粘り強く戦って4連勝(PK戦勝利1試合を含む)を達成。ホームに戻る今節は本来のパスワークで高知のプレッシャーをかわし、主導権を握りたい。
高知は前節、昨年J1の新潟を2-1で破った。35分、昨年は富山でプレーした濱 託巳がCKの流れから逆転ゴールを決めている。これでホームでは今大会負けなしの6連勝。しかもすべて90分で勝ち切っており、無類の強さを発揮している。その反面、アウェイでは1勝3敗(PK戦での勝利と敗戦が一度ずつ)で、まだ90分での勝利がない。富山から再び勝点3を奪えれば、自信はさらに深まる。
[ 文:赤壁 逸朗 ]
